許してもいい男と許してはいけない男の見極め方
「いいだろう、今夜?」
愛する彼に、初めてそっと耳もとで甘くささやかれたとき、あなたどうしますか?
許すべきか、許さざるべきか?
あなたの心はゆれて、大議論をおっぱじめるでしょう。
結局結論を言えば、問題は許したからどう、許さなかったからどう、ということになどあまり左右されない男の理性と、女の理性の違いにあるような気がします。
女にとって大決心である二人の体の壁は、男にとっては、ごく薄いカーテンのようなものです。
彼はごく無造作にそれを片手で開け、またすぐスーッと閉めちゃうこともできるのです。
一度崩れた壁はめったなことで補修することはできません。
だからそれを崩すことは、女性のあなたにとっては一大事。
ところが、カーテン男性の方は少しも大事件だとは思っていない。
もちろん許さないより、許した方が、男性側も嬉しいにきまってはいます。
しかし、あなたが東京タワーの頂上から、思いきって飛びおりたような誠意を彼にしめしたと思っても、それはただの自己満足と自分自身へのいい訳だけに過ぎません。
男性にはあまり通じていないのです。
早くいえば、許しても許きなくても、どちらでも男の気持ちは同じこと。
ただし許したことによって、あなたの良さとか、二人の体の相性もふくめた相性が確認されれば、男性は前よりもずっとあなたに夢中になるでしょう。
大人の恋愛になるにつれて、体の相性が大事だということは分かってきます。
反対に、すべてを見せたことで、ああつまんなかったなとか、ちょっと嫌なところがあるななどと飽きられたときは、無残な結果がたちまち出てしまいます。
それは別に、すぐ許したことによるあなたへの不信感でも何でもありません。
それを理由に許したあと、逃げるという卑怯な男もいますが、それはあとからくっつけた理由にすぎないのす。
要は自分にとってあなたの値打ちを早めに見極めたに過ぎない。
はっきりいえば、男性は、あなたが優しさだけで自分体を許してくれたなどと、思えない生物なのです。
「おまえもしたかったんだろう」、それが男の正直な気持ち。
しかも驚くことに、あなたが初めてであったとしてもです。
「男性って酷いなぁ…」なんて思ってしまったかもしれません。
もちろん、これは全ての男性に当てはまるというのは、絶対に無いということは伝えておきます。
この理由は、男はその瞬間、ささげてもらった喜びより、単なる征服欲に酔っているのかも知れません。
俺に好意があるから、お互い許しあったと思っている人が多いのです。
また、そうやって、自分はいい男と自分に思わせたいのです。
第一『許す、許さない』という言い方すらが、女性側からみただけの一方的な表現方法なのかもしれません。
男側に言わせれば、『した、しない』という言い方しかないのかも。
すいません。
あなたの愛をこわしちゃったかもしれません。
ですが、これは極論といえば極論ですが、大なり小なり、男と女の溝になっている事実です。
いずれにしても、一つの勝けを張るわけで、負けてもジタバタしない覚悟が絶対必要です。
それが嫌なのであれば、じっくりと付き合った後で、信じれる彼に体を許すのがいいでしょう。
あなたに自信があれば、青いりんごを食べるのも大いに結構。
しかし、あなたに知恵があれば、ウエディングドレスを着たあと、結婚の二文字で赤く熟れたりんごを美味しく食べるのも、悪くありませんよね。
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