ストレートに自分の感情をぶつけるのはやめよう
あなたが彼氏に対して不安になったら、どうしたらいいのだろう。
不安はなぜか、どんどん大きくなっていくものだ。
疑い出したら、きりがない。
まず、覚えておいて下さい。
あなただって、彼の行動を一日中監視しているわけではないのです。
あなたの見えないところにも、彼の生活があるのは、当たり前。
その時の彼を疑い出したら、不安はエスカレートする一方なのです。
不安は頭の中で、どんどん拡大していく。
想像するわけだから、どんなふうに考えるのも自由。
あなたが思いたいように思えるから、よくない状態といえます。
想像と現実を一緒にしないように心がけましょう。
まず、こうならないためには、現実重視の姿勢でいること。
妄想に近い想像はくだらないのだ、とはっきり思うこと。
ところが、こういうふうになりやすい女性は、いったん深みにはまると、そこからなかなか抜け出せない。
自分で妄想だとわかっていても、結局はその妄想の中に自分を置いてしまう。
彼から電話があるはずなのに、なかったのはなぜ?
彼の部屋に夜遅く電話をしたのに、まだ帰っていなかった。
これだけで、妄想が風船みたいにどんどんふくらむ。
女の人も男と同じで、恋愛関係に潜んでいる不安定要素に敏感になっているのだ。
そして、こういう言い方もできます。
現代人にとって、不安は、避けて通れないものになってしまった。
昔の恋愛は個人的だったのに、今の恋愛は社会的になった、といってもいいだろう。
理由は簡単で、便利な時代になりすぎたので、ムダな情報をたくさん得られるようになったらです。
FBやTwitterなどの、SNSや携帯電話など、彼の現状確認や連絡がいつでも取れるようになったから、不安という感情になりやすくなるのです。
彼を問いつめてもしかたない、というのが私の考えだ。
えっ、そんなの答えになってないって!
そう焦らずに、最後までしっかりと見て欲しいのです。
あなたが彼に嫌われる可能性を、今よりもっと下げるために。
「誰と一緒にいたの?」などと、彼に迫るのはよくないことです。
これではまるで、取り調べ室の刑事みたいだ。
そうではなく、あなたが彼のことをいかに心配しているかを伝えるのだ。
「お仕事、大変なのね」 とか、「何時頃まで、残業だったの?」とか。
あくまでも、彼のことを心配している態度を貫き通す、相手への思いやり。
こっちのほうに、あなた自身の心配を切りかえてみましょう。
そうしないと、こいつはうるさい女だな、などと思われてしまいます。
ストレートに自分の感情をぶつけるのは避けるべきなのです。
それをしたら、絶対にいつかは喧嘩になってしまうからです。
彼氏なのに、なんでそんなに気を使わなければならないの?
などと思うようでは、恋愛上手とはいえません。
大切な彼氏だからこそ、気を使っていくことも大事なのです。
等しき中にも礼儀ありという言葉をしっかりと覚えておきましょう。
そういうふうに考えられないと、二人の関係がいつか必ずぎくしゃくとしたものになります。
例え、彼氏の立場の時には何もなくても、結婚したとすれば、必ず喧嘩の種となるでしょう。
恋愛は、人間関係のお勉強の場でもあるのです。
そこでは、好きだからなんでも許されるわけではないの。
むしろ、お互いをいかにして認めあうかの訓練をする機会でもあるのです。
相手を大切にするためには、どうしたらいいのか?
相手と自分の関係をよりよい方向に持っていくには、どうしたらいいのか?
恋愛は、頭と心を使う一種のゲームのようなもと思って下さい。
ただし、遊びとしてのゲームではなく、お互いの関係を確認する知的なゲームなのです。
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