音楽が好きな人というのは、世界中で数え切れないほどの人が好きである一方で、案外音楽が嫌いだという人もいたりします。
音楽が嫌いな人からすれば、嫌いだという気持ちが周りから理解されずにイライラしてしまい、悪循環へと陥ってしまうことがあります。
この1ページでは、音楽が好きな人に関する心理やハマる理由をお伝えしていき、音楽が与える人への影響などについても細かくお伝えしていきます。
目次
音楽が好きな人の心理
力をもらっている
音楽に癒しの力があるということが分かっており、例えば頑張りたい時に頑張れる曲を聞いたり、朝から気合いを入れるために曲を聞いたり、集中力を高めることができるのも音楽の力であります。
音楽というのは人の気持ちをそのまま文字に描き、心の声を表に出すことができるために、多くの人が周りに言えない悩みや苦労、好きな人への思いなどを歌った曲に気持ちを共感させ、力をもらっています。
私も大事な仕事の前には必ずお気に入りの曲を聴き、そして仕事に臨むというルーティンがありますが、それも音楽に力をもらっているということになりますね。
さらに人は音楽で刺激される神経というのが存在し、その効果や仕組みなどについては、のちに詳しく説明しています。
感性や感情を表現できる
こちらは、アーティストを目指している人や、趣味として音楽活動をしている人に当てはまりやすい心理であり、音楽というのは自分の感性や感情を表現できるために、自分という人間を表現できたりもします。
これは自己顕示欲と考えることができ、作詞作曲をする人というのは、自己顕示欲が強い人が多いのかもしれません。
特に男性の場合は、女性と違って右脳が活発であるために、感性や感情を司る動きが活発であり、自分を表現するために感性や感情を表現できる音楽にはまり、自己顕示欲を満たしているとも考えることができます。
一方で女性の場合は、右脳左脳共に使うことができるために、普段の会話などから自己表現することが得意ですが、男性は会話で自己表現することが女性に比べて苦手なのも、このためであります。
ストレス解消
音楽が好きな人というのはカラオケが好きな人が多いと考えらえ、そもそも音楽に興味がなければ、歌えるレパートリーが少ないために、カラオケを好きになりにくいと考えることができるのです。
音楽を聴いて歌うことはストレス解消にもなることは当然のこと、カラオケで思いっきり歌うことは心がスッキリしますし、また明日から頑張ろうという気持ちにさえさせてくれます。
歌うことが好きな人というのは、レパートリーを増やすためにも、自然と音楽がどんどんと好きになっていくという心理メカニズムが多いと言えるでしょう。
応援する人の影響
例えばジャニーズに所属する人が、ドラマの主演をしており、そのドラマを見てファンになった人がいたとしましょう。
ファンになった人というのは特定の人物が好きなために、当然音楽を聴くようにもなるでしょうし、出演する音楽番組をチェックするために、どんどんと音楽の知識がついていきますよね。
このように応援する人の影響で音楽が好きになったという人もいて、特にアイドル系などは定型的例であると言えるでしょう。
またもう1つのパターンとしては、凄くいい曲だと思ったアーティスを好きになり、そこから音楽が好きになるパターンです。
こちらも同じように、応援する人の影響があってのことであると言えます。
モテたい願望
音楽が好きな人の中でも、バンドなどをしている人の場合は、モテたい願望がきっかけでバンドなどの音楽活動を始めたという人もいます。
バンド活動をしていくうちに、音楽の魅力にどんどんと引き込まれていき、音楽が大好きになったという人もいるでしょう。
バンド=モテるという思い込みはあながち間違いでもなく、アメリカの心理学者が行なった調査によると、モテるのは「金持ちでもイケてない男か?それとも貧しいバンドマンか?」という調査を行なったところ、なんとバンドマンの方が実験対象者に多く好かれたという結果が出たのです。
つまりバンドをすればモテるということは、あながち間違いでもないのです。
音楽はA10神経を刺激
幸福感をもたらす
力をもらっている心理にて少し触れていますが、音楽というのはA10神経を刺激し、快感や幸福感をもたらすということがわかっています。
簡単に説明すると、A10神経が刺激されると側坐核に影響を与え、その結果ドーパミン分泌量が増加し、結果的に増加したドーパミンが快感や幸福感をもたらすというです。
よりイメージしやすいように、以下にメカニズムを載せておきましょう。
音楽を聴くとA10神経が刺激される→ドーパミンの分泌量が増加→快感や幸福感をもたらす→やる気アップや困難にも立ち向かおうといった気持ちになる。
これこそが音楽の持つ素晴らしい力であり、音楽には力あるという言葉は、事実であるのです。
だからこそ私も音楽が好きでありますし、辛い時に音楽の力に救われてきました。
また、音楽が人間に与える効果というのは、まだまだあるとされており、以下に音楽が私たち人間にもたらす効果をまとめ紹介しておきます。
音楽が私たちに与える効果
パフォーマンス向上
音楽を聴くことで集中力を高めることができたり、リラックス効果があるため、スポーツ選手はこのような効果を得るためにも、試合前に音楽を聴く選手が非常に多いです。
不安な気持ちを解消させてくれるのは、何も失恋後の悲しい気持ちだけではないのです。
体力回復にも効果的
The Journal of Strength & Conditioning Researchが行なった調査によると、運動をした後に音楽を聴くことで、疲労の回復スピードが早くなるということが分かりました。
さらに、テンポが低い曲を聴くと心拍数が低下することも、研究結果から立証されたのです。
血圧が下がる
音楽というのはセラピー治療にも取り入れられることもあり、血圧が下がります。
音楽を聴いている間に起こる気持ちの高ぶりが血管にも影響され、血流を増加させる効果があります。
睡眠の質が上がる
アメリカの国立生物工学情報センター「NCBI」が発表した結果によると、クラシック音楽は特に睡眠の質が上がるということが判明しており、これは不眠症の人などにおすすめであるとされています。
クラシックは優雅な気持ちにさせてくれるだけでなく、実は睡眠の質を上げやすいジャンルの音楽ということなのでしょう。
予防や病にも効果的
うつ病などの予防にも音楽は効果的であるとされており、さらにはアルツハイマーなどの認知症にも効果があるとされています。
これはアルツハイマーの患者にモーツアルトの曲を聴かせたところ、記憶力が大きく上がったという実験例もあります。
代謝が良くなる
代謝が良くなるということは、ダイエットや美容にも効果が期待できるということです。
ダイエットを検討中の方は、ぜひ基礎代謝が良くなりやすい音楽を聴いてみてください。
音楽は人生を豊かにする
いかがだったでしょうか。
音楽がなければこの世はどんよりとした、どこか暗い雰囲気に包まれた毎日を送っているのかもしれません。
町から音楽が消えたことをイメージすると、なんだかとっても寂しい世の中となりそうであると私はイメージしました。
当然音楽が嫌いだという人もいますが、やはり好きである人の方が圧倒的に数は多いですし、何より私たち人間に素晴らしい効果をもたらしてくれる音楽は、1000年先も途絶えることはないでしょう。
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