人はみなそれぞれ好みは異なりますが、ここにあげる心理作戦を使って、自分の「特徴」を最大限に活かせば、初対面の相手が魅力的だと思う基準を逆転することができるでしょう。
これからお伝えする心理作戦は、特に恋愛関係に的を絞ったものですが、非常に簡単な方法ばかりを選別しています。
初対面で好印象+好意を抱かせる心理テクニック7選を頭にインプットし、しっかりとデートや今後の自分のモテテクニックとして、使っていってみましょう。
目次
初対面の相手を確実に落とす心理戦
人の目をじっと見つめていると、その人が本当にあなたに恋してしまうというのをご存じでしょうか。
これは魅力と恋愛に関する数多くの実験結果による、実験報告があります。
ある心理学実験において、初対面の男女が互いの目を二分間見つめるように指示された。
その結果、ほんのちょっとの間なのに、互いに見つめ合っただけで、二人の間に情熱的な感情が生まれるという。
そこで、この心理トリックの活用法としては、会話の最中に(話すときも、聞いているときも)相手の目をまっすぐじっと見つめることが大事となります。
普通、会話中はたいてい相手の顔を少し見つめるか、ちらりと視線を向けるぐらいですが、話をしながら相手の目をのぞき込むことで、相手に悟られることなく、この心理現象を起こすことができます。
自分の魅力を伝える一番の環境は?
相手を知り、自分の魅力を効果的に伝えるために一番いいのは、まずその相手と一対一で会うか、自分の知り合いの魅力的な異性をつれて一緒に会うようにすることです。
これなら「対比の法則(二者択一の選択肢を与えられると、人は安価な方を選ぶ)」と「連合の法則(本来はまったく別のものを、結びつけて見てしまう心理法則)」の両方を活かすことができる。
人間というのは、一緒にいる人たちと比べることで、その人の外見的特徴を評価する傾向が非常に強いのです。
これについては多くの実験がなされていますが、ある報告によれば、水着姿のモデルばかり見ている男性は、ほかの女性を見ても(自分の妻でさえ)あまり魅力を感じなくなるそうです。
本当の自分を知ってもらう前に、またほかの心理作戦を使う前は、人はまず外見的な美しきだけで判断する。
つまり、相手に関心をもってもらいたければ、くれぐれも「絶対に」自分より魅力的な同性と一緒にいてはいけません。
ただし相手と初めて会うときは、性別にかかわらず、見た目があまりにも酷い人たちと一緒にいるのもよくない。
これは「連合の法則」が働いてしまうからです。
人はまず一人ひとりの人間を見るよりも、グループをひとまとめにして見てしまうものなのです。
ホラー映画や絶叫マシーンがデートにお勧めな「科学的根拠」
これから述べる心理トリックは単独で使っても、デートの回数を増やし、好意を抱かせることができる。
どんなヘアスタイルや服装をしていようが、どれほど立派な職業についていようが、このトリックの方が効力が上な可能性の方がずっと高いでしょう。
身体からアドレナリンが分泌されると、目の前の相手に感情的に引きつけられ、しばしば性的欲望がわき起こります。
アドレナリンは、恐怖、興奮、運動を通して気分が高揚したときに分泌されるもので、激しい感情を起こさせる作用がある。
ですから怖い映画を見たり、遊園地で乗物に乗ったり、体操をしたりするだけでも、それが刺激となり、その場に一緒にいる人が誰であれ、その人に対してドキドキすることになるのです。
要するに、感情の転移現象が起こり、そのとき感じた興奮が無意識のうちに性的欲望や性的興奮に変わるのである。
「歩き方」が与える影響を甘く見ていませんか?
若さは身体的魅力の一要素と見なされることが多いのは、言うまでもありませんが、嬉しいことに、必ずしも全体が若く見える必要はないのです。
ただ若々しく見えるだけでいい。
というのも、姿勢や歩き方のように、外見上どうということもないようなことが、若さを判断する上で重要な役割を果たすからです。
特に歩き方は身体的魅力をかなり左右するものです。
モンテペアとゼプロウィッツマッカーサーの研究によれば、実年齢や性別とは無関係に、若々しい歩き方をする人の方が、年寄りじみた歩き方をする人よりも好意を寄せられるという研究結果が出されています。
では、若々しい姿勢や歩き方の決め手となるのは、どのような部分でしょうか。
それはしなやかきである。
イメージできにくい人は、小さな子供を観察してみるといいでしょう。
しなやかな歩き方ができないという人は、ヨガをすると身体がやわらかくなり、姿勢や歩き方が驚くほど変わります。
歩き方一つを変えるだけでも、あなたがどれほど魅力的になったか、皆気づくはずです。
相手の動揺を見極め、スキを突く法
エレイン・ハットフィールドの研究によれば、男性に紹介された女性が自尊心を一時的に傷つけられた状態にあるときは、そうでないときよりも、その男性に対して興味をそそられるという。
そこで、もし相手が最近振られたばかりらしいことを知ったなら、その人が自己嫌悪に陥るようなことはけっしてしないようにして、一緒にいるようにしましょう。
すると、相手の自尊心が無傷であったときよりも、あなたは魅力的に見られるはずです。
この法則はプラスのリバウンド効果をもたらします。
すなわち、一つの関係に終止符を打ったばかりの人は、初対面でもすぐさま新たな関係に飛び込んでしまうのである。
この場合、「通常の状態」ならデートしないような相手とつき合うことが多い、といった研究結果も多々報告されています。
失恋していない人に対してはこれがいい
「相手のスキを突く」にはもう一つ方法が存在します。
それは、相手が非常に魅力あふれる人たちと一緒にいるときを狙ってアプローチするだけでいい。
人は自分よりも魅力的な人間と一緒にいるときは、自分自身や自分の容姿に自信がなくなっています。
つまり、この場合も自尊心が傷ついているので、周りの人がふだんより魅力的に見えてしまうのである。
そこで、相手がいつもより気落ちしているときに、気軽に声をかけ、親しげに振る舞ってみよう。
ただし、これには注意が必要です。
「人間性の法則」によれば、人は手にできないものを欲し、手に入れるのに苦労するものをより好む。
したがって、この法則によって自分が傷つかないようにするには、あまりにも見え透いた行動はとらないこと。
相手に関心を示し、思いやりを見せるのはいいが、やりすぎは禁物です。
関心のないふりをするのは逆効果です
好ましいと思っていた人から関心を寄せられているのが分かると、本当に恋愛感情が芽生えてくる。
研究結果によれば、自分のことを好きになってくれた人を好きになるばかりか、自分に気があることが分かったとたん、その相手にさらに引きつけられてしまうそうです。
というのも、情熱的な感情の根底には「希望」が必要だからです。
自分に対してまったく関心を示してくれない相手に対しては、魅力を感じることはあっても、実際に強烈に引き寄せられたり、欲望がわいたりすることはない。
望みがあるからこそ、より熱烈な恋愛感情へと発展するのです。
つまり、自分が好かれていることが分かると、付き合えそうだと希望がわき、相手に対する思いが一段と強くなるのである。
初対面は絶対に好印象を抱かせよう
いかがだったでしょうか。
初対面で好印象を抱かせることにより、様々なメリットが生まれます。
ここで注意しておきたい点は、自分を完璧すぎる人間に見せないことです。
完璧すぎる人間では、後々自分の評価が落ちていく一方です。
そうではなく、できるだけ見栄を張らずに、自然体の自分で好意を抱かせ、そして好印象なイメージを持ち続けさせましょう。
また、「感じのいい人の共通点の7つ」もセットで読んでみましょう。
感じがいい人になることができれば、さらに初対面で好印象を持たれることに繋がることは、言うまでもありません。
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