我が道を行く人というのは、傍から見れば何処か周りに流されない姿がかっこよく映り、一目置かれる存在であることが多いです。
そして日本人には、この我が道を行くタイプが少ないせいもあってか、異性からも注目されやすいという特徴がみられます。
基本的に我が道を行き、周りに流されない性格というのは一匹狼と呼ばれることも多く、非常に強い人間であると周りからは思われがちです。
今回の記事では、そんな我が道を行く性格のように、周りに流されないで自分を貫く方法6選をお伝えしていき、ポイントなどを事細かく見ていきます。
目次
①煮え切らない態度はNG!一貫性をもて!
第一に、多数派の意見に対しては一貫して反対しなければいけません。
ある研究によれば、煮え切らない態度をとったり、多数派に傾きそうな気配を見せたりしたら、少数派のグループの影響力は半減してしまう傾向が強く見られるそうです。
つまり、この法則に従うなら、我が道を行く性格のように、周りに流されないで自分を貫くには、この法則の逆の道を行かなければなりません。(少数派を選べということではありません。)
簡単に言い換えると、あなたが少数派メンバーの一人であったとしても、「あらゆる情報を集めた結果、私たちの意見を100%変えるつもりはありません」と、自分を信じて我が道を行けということです。
くれぐれも、「えーと、よく分からないのですが…いえ、その、このほうがいいかと…たぶん、はい」などと言ってはいけません。
②聞く耳を持つ柔軟性も忘れずに
我が道を行き、周りに流されない自分を貫くには、融通が利かないとか、押しつけがましいと思われないようにする事も大事です。
新しい情報が出できたり、状況が変わったりしても、相変わらず同じ立場に固執する少数派は、柔軟性を見せる少数派に比べると、説得力に欠けるからです。
これは一貫性の法則に反するものではない。
一つの立場においては統一性をもって断固たる態度を貫いたほうがいい。
しかし、新しい証拠やこれまでにない状況を前にしたときは、時間をかけて検討するべきです。(でなければ、せめて検討しているように見せかけること)
けっして不用意に無視したりしてはいけません。
この法則に従うなら、こういうといい。
「それはなかなか興味深い意見ですね。今まで考えてみたこともありませんでした。少々時間をいただいて、メリットがあるかどうか検討してみましょう」と。
逆に悪い例は、「いいえ、冗談じゃない。そんなもの興味もありません!何がなんでも、OOといったら、OOなんです!」というのは、我が道を行くという分部は当てはまっていますが、頑固であり、自分が全て正しいと思い込んでいる痛い人だと周りからは思われてしまいます。
③個別に揺さぶりをかけよう
もしも自分が我が道を行きたいにもかかわらず、いつも周りに流されてしまうという場合は、とにかく見方をつけましょう。
味方が一人でもいると、人はさらに自説(自分の意見)に自信が持てるようになるからです。
これについては、決定的な化学的証拠がいくつもあがっています。
例えば、あなたの意見に自分だけでなく、Aも反対しているらしいことをBが知っている場合、Aを説得するのはかなり難しくなる。
しかし、意見が違うのは自分だけだとAが思っている場合は、自説を曲げやすくなるばかりか、他の人もみなあなたに賛成していると思い込めば、すぐさま賛成(あなた側)に回るだろう。
このように、もしも周りに流されてしまいそうになった場合は、味方の数で相手に自信をもたせてはいけません。
口説くときは、なるべく個別に揺さぶりをかけることが大事となります。
④好感をもたれることを忘れるな
我が道を行く人が、意見が合わないとどうなると思いますか。
実は、我が道を行くデメリットはここにあり、多数派を敵に回しているときなどは、感じの悪いやつだと思われて嫌われてしまうかもしれません。
人を感化したければ、やはり好かれていたほうがいいでしょう。
つまり、我が道を行くから分かってくれない相手を馬鹿にするのではなく、しっかりと自分の意見を告げ、なぜこの方がいいと自分は思い、こうするのかということを明確に相手に伝えなければいけません。
また、この時に相手の意見を否定ばかりするのではなく、一旦納得できる部分はしっかりと納得している(確かになど)言葉を、相手に伝えなければなりません。
それができなければ、ただ自分たちの意見には従わない、感じが悪くてノリの悪い奴だと思われてしまう確率がグッと上がってしまうのです。
⑤新情報を提供すれば頑固者も折れやすい
また、人に再考を促すときは、忘れずに新しい情報を提供することが大事です。
これなら、均衡状態が破れる。
相手も新情報をもとに新たな決断を下すことができるようにするのが、我が道を行くタイプが自然と身に付けている、防御力なのです。
なぜなら、「意見を変える」よりも簡単だからです。
我が道を行く人と頑固者の意見がまとまらなかった時は、こう言えば効果的です。
「Aがなぜそのように考えているかは理解できるけど、〇〇ということ[新しい情報]が、最近判明したそうだよ。この新事実を考慮してくれたら、おそらく自分の意見も少しは分かってくれると思うけど…」という風に伝えることで、あなたは自分の信じた事を貫き通す、周りに流されない自分で居続けることができるのです。
⑥第三者の応援は予想以上に効果的!
さて、これでも誰も意見を変えてくれそうにないときは、どうしたらいいだろう。
どうにもならなくなったら、「社会的証明の法則」に従って、あなたの意見に賛同してくれる部外者を探してみよう。
これなら、部内の人が考え直してくれる可能性が高くなります。
支持者がなかなか見つからなくても、心配はいらない。
この場の状況とは何ら利害関係のない人の中から、あなたの意見に賛成してくれる人や専門家を探せばいいのです。
そこで、自分の主張では勝ち目がないときは、直接影響を受けない人の支持を取りつけるようにしよう。
なぜなら、こうした人ならあなたの論点の質にはほとんど興味がないからです。
ネットなどで専門家などの意見を探し、その意見を参考に相手に伝え、だからこそ自分はこうだと思うと相手に伝えるようにしましょう。
我が道こそあなたの人生
いかがだったでしょうか。
周りに流されてばかりの自分が嫌だと、自分自身を嫌いになってしまう人も多くいるでしょう。
しかしながら、この6つの掟をしっかりと守っていれば、あなたは自然と我が道を行く性格に近づくことができます。
周りに流される人というのは周りの反感を買いにくいので、非常に生きやすいかもしれませんが、成功者ややりたい仕事を続けることができる人の多くは、我が道を行き、自分を信じ続けることができた人が圧倒的に多いということは言うまでもありません。
また、「自分に自信が持てない6つの原因と疑うべき病気」もセットで読んでみましょう。
自分に自信を持つことができれば、より一層我が道を行く性格へと近づけるはずです。
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