束縛する彼氏に対して、強いストレスを感じていたり、一緒にいるのが苦痛になるほど疲れ果ててしまう女性も多く、束縛する彼氏への対処法が分からないと嘆く女性は多いです。
これは逆のパターンも多く見られますが、束縛する彼氏の心理というのは、必ずある心理的求が原因で束縛という行動へと繋がっていることが分かっています。
そんな彼氏への対処法と心理欲求を知ることにより、あなたは彼をより理解し、いい関係を築いていくことが可能となるでしょう。
今回の記事では、束縛をする彼氏に対して絶対にしてはいけない対処法や、彼氏が心で強く感じている心理欲求などについても、詳しくご紹介していきます。
彼がこんなふうに矛盾したメッセージを送ってくるのは、人付き合いの防御的な心理面に原因があります。
彼は心の中では、彼女に依存することを強く望んでいます。
ただ、それを認めようとはしませんし、自分は一人だけでやっていけるふりをしていてるだけなのです。
束縛が激しい彼氏であればあるほど、幼いころに母親とばかりくっつき、父親との絆があまり築いていなかった可能性が高いです。
この深くて強い心理的欲求は、母親への依存を延長したものと考えられています。
最初は男性は強がって真の自分を見せませんが、徐々に女性と深い仲になると現れるようになるのです。
ですから、彼が束縛をするということは、彼女に心を開いている証拠だとも言い換えることができるのです。
彼が束縛し、機嫌が悪くなる心理的理由
親密になるのを強く求めてくる女性と付き合うと、そばにいて自分の気持ちを表すことに、男性は抵抗を感じます。
だから「口を閉ざして」よそよそしい態度をとってしまうのです。
依存したいという自分の欲求は認めたくないので、彼女を押しのける。
ところがその後、それと同じくらい大きな恐怖が襲ってくるのです。
「一人にされて捨てられたらどうしよう…」という具合に、平然を装っていても、心の中は恐怖心が消えないのです。
そこで恐怖心を和らげるためにも、彼女が例え友達と遊んでいたとしても、自分のほうへ引き戻すような行動を起こしてしまうのです。
この押したり引いたりするのは、彼氏の心の葛藤の現れともいえます。
無意識で強く、そして強迫的な依存欲求と、それを否定して支配しようとする欲求がせめぎ合っている状態なのです。
束縛する彼氏への対処法
彼の束縛により、急激によそよそしく冷たくなったり、拗ねてしまった時に効果的な対処法が存在します。
この対処法を実行することにより、彼の束縛を緩めることにもつながりますし、彼の束縛に疲れない関係を築くことができます。
その対処法とは、理不尽な束縛で怒りたい気分になると、いったん彼につきまとうのをやめるというものです。
いっそのこと、離れてみてもいい。
近よってこないなと気づいた瞬間に、彼は彼女を気づかうようになり、魅力的に感じ始めるはずです。
これは一時的な問題解決にしかなりませんが、束縛をしてしまいがちな男性とは、機嫌をとるよりも離れていた方が、かえって親密になれる可能性が高いのです。
これは彼の心理を逆手にとった対処法であり、彼女に依存しがちな彼はあなたから遠ざかることに恐怖を感じ、自ら自分の過ちに反省し、相手を思いやる関係を築こうと試みるはずです。
束縛が嫌だということは口で伝える
彼が束縛をしていると思える行動に出ている時は、相手はあなたの気持ちなど理解しようとはしていません。
自分の想いを伝えることに必死になってしまい、肝心の彼女への配慮が欠けてしまっているのです。
そんな彼の目を覚まさせるためにも、しっかりと口で嫌だと伝えることが重要です。
伝えるタイミングは彼の怒りがおさまってきた時を狙い、彼の心に届くような思いで訴えかけましょう。
時には涙を流すという演技を見せてもいいでしょう。
大事な彼女を傷つけてしまったという罪悪感により、彼は少しでも変わろうと心がけてくれるはずです。
もしもまた同じような過ちを彼が犯したのであれば、あなたが嫌だと過去に伝えていることを彼に伝え、「やっぱり私の気持ちを考えてくれていない」ということを教えてあげましょう。
束縛に対しての簡単な答えはありません
束縛をする彼氏に対して、このままの関係ではだめだと思ったり、束縛に疲れ果ててしまうのが怖いのであれば、彼の本当の姿を見きわめて、二人が今後も付き合いを続けていける限度を決めることが大事です。
そうすれば、束縛と言う愛情の押し売りで苦しむことはなくなるでしょう。
彼女が一生懸命に近づこうとすればするほど彼が反発するのは、実は、彼女が現実を無視して欲求のおもむくままに行動しているからでもあります。
彼の矛盾した欲求に合わせてばかりいると、彼女のあなたは自分をダメにしてしまいます。
自分というものをなくして、ひたすら嫌われないようにいい恋人として服従する関係が出来上がってしまうのです。
彼女が自分の言いなりにならないと、彼は一瞬むかっと腹を立てたりすることもあるでしょうが、そんな彼に従っていてはいい関係など築けるわけがないのです。
気まぐれな欲求にハイハイと従っていると、彼の一番悪い面が出てしまい、暴力的で怒鳴るような行動に繋がってしまうので、適当に彼の欲求に従うのは最も危険だといえます。
また、「疑い深い・信用してくれない彼氏との付き合い方」もセットで読んでみましょう。
束縛をする彼氏の多くは疑い深く、信用してくれません。
そんな彼氏との付き合い方についても、学んでみましょう。
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