体の関係を求める男性は多く、セックスフレンドこそが一番楽で楽しい関係だ、と思い込んでいる人も世の中には多いです。
もちろん女性側からすれば、気持ちを遊ばれたとか、騙されたという理由で深く傷つく人もいるでしょう。
しかしながら、体の関係を求めている男性からすれば、そのような女性が傷つくという都合の悪いことは考えようともしません。
また、女性側も体の関係を望んで男性との付き合いを続ける人もいますので、男性側も股の緩い女性なのか、それとも脈ありなのか、という判断ができにくい部分もあります。
なぜ男性は体の関係を求め、そして女性側はその後の付き合い方が難しくなるのか、謎を解明していきましょう。
心の通わない肉体関係~防御的セックス
男性は自分の心を傷つけないように女性の体を求め、色情的(防御的セックス)を求めるようになります。
女性をセックスの対象として見て、体の関係に持ち込もうとするのは、主にこの防御性という心理が発揮されているからなのです。
そしてこの防御性という心理が働き、セックスに夢中になればなるほど、彼は人間的な心のふれあいを拒否します。
体の関係を考えている男性の心理は、心の通わないセックスと思い込んでいるので、男性は深く考えもせずに女性と付き合いを続けようとします。
つまり、これが体の関係を求める男性心理ということになります。
そして、不適切で身の破滅をまねくセックスにどんどん引きこまれていくのです。
防御的セックスがもたらす男性の現実
体の関係ばかり追い求めている、いわば遊び人な男性は、セックスや性的な行為が自分の原動力になっています。
そのためにセックスが刺激的だと、やたらとうきうきして、身体の調子や状況のせいでセックスができないと自己嫌悪におちいったり、がっかりしたりします。
セックスは自分の価値を確かめる方法として、また心のふれあいと思いこんでいることを実現する手段として、必要以上に重要になります。
男性にとって性的能力は、男であることとその条件を満たすことに深く関わっているのです。
ですから男性の多くが体の関係を求め、男であることの条件を満たし、周りに負けないようにと抱けるように努力を積み重ねるのです。
そして体の関係に持ち込めた時には、自分は価値が高い人間なんだと、自分で自分を再確認しているのです。
あなたへの影響は?
最初のうちは、男性がセックスを強く望むので、女性は「私は女らしくてセクシーで魅力的なんだわ」と思うかもしれません。
ところが彼は心を閉ざしたまま一方的に欲望を満たそうとするので、女性はやがてはうんざりしてセックスを嫌がるようになります。
ただ、ここでジレンマが生じます。
彼がセックスしか頭にないのも気にくわないけれども、自分とのセックスに興味をもたなくなるのも怖いのです。
そうしたら自分を捨ててほかの女に走るかもしれないのですから。
よくいう「お互いが満足するセックス」は、そう簡単に実現するものではありません。
男性は無目的にただ身体をふれる愛情表現、たとえば抱擁、キス、愛撫などを嫌がるからです。
そのため女性の多くは、男性が身体をよせてくるのはセックスを望んでいるときだけだと感じ、セックスを気の重い行事としてとらえるようになります。
男性が身勝手さを発揮するのは、セックスを拒まれて傷つかないためです。
このことを本人は意識していません。
むしろ彼にとっては、その反対の気持ちの方が真実に近いのです。
彼は自分のテクニックによって、パートナーを喜ばせたいと思っているのですから。
体の関係に陥った、その後のつきあい方
恋愛感情も抱かない安定した関係では、ニ人の間に険悪な雰囲気がなく、自然にセックスを楽しむことができます。
ところが、セックスに関してデリカシーがない男性は、かならず状況を悪化させます。
なんといっても、セックスは好意を感じあっている二人が和やかに心を通わせる行為。
デリカシーのない男は、自分の無茶な欲求ばかりをしてくるので、相手を満足させようとはしません。
こんな時は、二人の関係に目をやることで、彼の無神経さも改善されるはずです。
なかなかセックスに満足できなくても、このことを手がかりにして二人の関係を健全で安定した方向に導くことができます。
「自分の欲望を満足させるだけなんだから」と彼を責めても、溝は深まるばかりでしょう。
付き合いたいのであれば
体の関係に陥り、その後にお付き合いたいのであれば、まずは今の関係を止める必要があります。
男は釣った魚には餌をやらないといいますが、体の関係に陥ってしまっている女性には餌をやりません。
むしろ、新たな女性を落とすために餌をやっている可能性の方が高いといえるでしょう。
彼に自分がどれだけいい女だったのか、分からせる必要があります。
例えば、一緒にいる時間に他の男と連絡を取っているようなそぶりを見せることも大事ですし、すぐに体を触らせない工夫をすることも大事です。
そして何より大事なことは、あなたが股の緩い女ではないということを伝えることです。
彼はあなたのことを股の緩い女だと思っている可能性が非常に高く、ただただ性欲が強い女だと思っている可能性が非常に高いです。
ですから、私はあなたという素晴らしい人間だからこそ、体を許したということを伝えましょう。
そして体の関係を止めたいと、しっかりと彼に伝えるのです。
もしもそこで連絡が途切れるようなことでもあったのであれば、それはただ自分に都合のいい女を求めていた、最低男だったと思い込みましょう。
そんな男を追いかけなくても、他にいくらでも男はいると、必死に追いかけるのはやめましょう。
難しいのが現実的です
いかがだったでしょうか。
体の関係に陥ってしまった二人が付き合うことは、非常に難しいです。
ならならすでにお話したように、男性には感情がないからです。
ただ快楽を求め合う相手として認識しているので、好きとか可哀想という感情が鈍くなってしまっているのです。
自分の中で諦める上限を決め、その上限に来たのであれば、今後付き合いはしないという覚悟を決めることが必要です。
また、「ダメ男を好きになる女性の心理的欲求6つ」もセットで読んでみましょう。
体の関係を許してしまったあなたは、ダメ男を好きになってしまっているのです。
そんなダメ男を好きになる女性の心理的欲求を知ってみましょう。
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