クールな人と言われると、あなたはどのような特徴を想像するでしょうか。
クールな人という言葉だけを聞けば、モテるとか渋いという想像をする人も多いでしょう。
しかしながら、そんなクールな人にもやはり欠点は存在します。
今回の記事では、クールな人の長所だけでなく短所や心理といった幅広い視野をもって、ご紹介しようと思います。
クールな人の典型的な特徴
クールな人の特徴的といえば、いわば重しのような存在です。
しっかとその場に踏みとどまり、砦を守ります。
世の中を安定させ、問題が起これば解決し、ものごとがスムーズに運ぶように取り計らいます。
どんなときでも感情に流されないので、とても重宝です。
タイタニック号が沈んでいくときに、最後まで歌を歌って、みんなを励ましたり、または子供を救出するために、燃えている家のなかに飛びこんだりできるのがこのタイプ。
見ず知らずの人の車がパンクで立ち往生していたら、タイヤ交換を無口で手伝だったりするのもこのタイプです。
自分の身の危険をかえりみずにやるべきことをやり、何か問題が起こったら、答えをみつけ、それを実行するのです。
もし、あなたの恋人がクールな人であれば、何が起こってもあなたは安心していられます。
あなたがパニックを起こしている間に、恋人はしっかりと打つべき手を打ってくれるので、どんな災難に遭っても安心していられるでしょう。
クールな人の恋愛傾向
クールな人を恋人に持つと、恋人との間に距離を感じて悩むことになるかもしれません。
クールな人はものごとにこだわるのが嫌いですし、感情に身をまかせたりはしないのが特徴的です。
そのために、恋人は互いの気持ちが通じ合っている、深い絆で結ぼれているという満足感を味わうことができません。
そして、クールな人のことを「冷たい」「自分の殻に閉じこもっている」と感じてしまいます。
このタイプの欠点は、自分自身の感情ばかりか、恋人の感情まで無視するところです。
またクールな人はたいてい、自分の欠点を補おうとして、感情の豊かな人を恋人に選ぶ傾向にあります。
ところが、恋人が感情を表現しようとすると、このタイプは自分でも気づかないうちにあらゆる感情を無視して、それをさせまいとします。
そのため、恋人は徐々に自分の感情を抑えるようになりますが、結局はそれが心の中に溜まりに溜まって、いつかは爆発することになります。
クールな人の欠点
クールな人のもうひとつの特徴的な欠点は、一緒にいてもたいして面白くないところです。
とにかくこのタイプは理屈っぽいし、何かにつけ原因をさぐったり、現状を分析をしたりして、現実的・論理的に考える癖があります。
これでは相手は、面白くも何ともありません。
特にクールな人は、婚約者にお買い得のちっちゃなダイヤモンドを贈るのも平気な人が多いですし、休暇の旅行も格安パックで済ませることも珍しくありません。
また恋人がクールな人を驚かせようと、こっそり恋人の誕生日にサプライズを計画しても、それほど相手に喜びが伝わらないという欠点も見られます。
「どう、気に入った?」と問いかける相手に、「まあね。楽しかったよ。でも、誕生部なんてたいしたことじゃないのに。」などと冷めた顔で言うかもしれません。
クールな人に隠された心理~誰にも言えない深い悲しみを抱えている
クールな人の心理としては、感情を否定することで、自分の中の悲しみに耐えています。
実はこのタイプの人は、無かったことにしなくてはやっていけないような辛い経験を持っています。
例えば養子として育てられた、親が冷たく無関心だった、両親が離婚した、といったような経験です。
クールな人は、その苦しみに対処するために、幼いうちから感情を否定するようになり、その結果、自分でも自分の感情が分からなくなってしまったのです。
親の死で味わった深い悲しみ、親の冷淡な態度がもたらした心の傷など、全ての感情が心という暗い地下室に閉じこめられています。
ですから自分で明かりをつけて、そこへ降りていくことができないのです。
もともとは感受性の鋭い人が多い
クールな人は、もともととても感受性の鋭い人たちです。
ただ、その感受性を解き放っための鍵が見つからないだけなのです。
あるいは、心の底にしまいこまれた悲しみを乗り越える自信がないのです。
長い間抑えこんできた分だけ、悲しみも大きくなっているはずです。
感情を取り戻すには、まず心の傷を癒すのが先決で、長い間我慢してきた涙を流してしまえば、少しずつ豊かな感情を取り戻すことができるでしょう。
また、「冷静な人の特徴や恋愛傾向5つ」もセットで読んでみましょう。
クールな人ほど冷静という共通点が見られますので、セットで読んでみることで、クールな人の特徴をより深く知ることができるでしょう。
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