姑が嫌いという嫁は多く、中でも我慢できない人は離婚してしまうほど嫌いになる人もいます。
それだけ嫁姑問題は深刻であり、改善が難しいのです。
ネットの掲示板や知恵袋でも、姑が嫌いとか死ねというグチを書き込む人が後を絶たずに、嫁は相当ストレスが溜まっているのでしょう。
そんな姑ですが、旦那と離婚しない限りは付き合いを続けていかなければいけませんので、今からご紹介する付き合い方の5つを参考に、しっかりと付き合い上手のテクニックを身につけたいものです。
姑の味方としてグチの聞き役も務めること
嫁と姑の関係には、いくつかの段階があるようです。
息子が連れてきた女性というよそよそしい態度から、どうやら嫁として認めてもらえたと安心する頃、今度はまた新たな問題が出てくる。
嫁に親近感を感じた姑が、グチをこぼし始めるというパターンです。
姑とて、あなたと同じ嫁の立場に苦しんだ時代がある。
それから数十年夫に仕え、子どもを育て家庭を守ってきた歴史の中には、たくさんの不平不満もあったはずです。
そのもやもやしていた気持ちの、鬱憤晴らしをしようとしているのです。
ここは手堅く、賢い嫁として対処していかなくてはいけません。
どうしたら最良か?
それは姑の味方という立場を取りながらも、具体的な意見をはさまず、徹底的に聞き役にまわることです。
職場や友人関係では人の噂話には加わらないのが一番ですが、姑となるとそれは良策ではありません。
はなからグチを言うようでは、せっかくあなたを認めた姑に決定的な悪印象を与えてしまう。
あくまで自分は姑の味方で、その苦労を理解しているという態度を示したいものです。
ただしこのとき、自分の意見ははさまないように気をつけたい。
嫁というポジションを理解しておく
嫁というのは微妙な立場であり、また姑の感情も微妙です。
グチをこぼす人というのは、たいてい同調してほしいという思いがある。
しかし、たとえば夫の悪口を聞かされて「お義父さまって、ずいぶんひどい人ですね。じつは私もつねづね…」などと言ったら、どうだろう。
グチはこぼしてみたものの、姑にとっては夫です。
自分が言うのは良いが、嫁にまで悪く言ってほしくないかもしれません。
要するに姑というのは自分勝手なのである。
そうかといって、夫をかばうのはさらに悪い。
姑はあなたを夫の味方として、敵対視するようになる。
またあなたの夫である息子へのグチにも、慎重に対応したい。
グチは言ってみたものの、母親は息子が好きなのです。
あなたの反応次第では逆うらみされかねないという事も覚えておきましょう。
得策はひとつ
適当に合の手をはさみながら、姑が満足するまでとことんグチをこぼさせ、それを聞いてあげればいい。
ちょっとした不満は、聞いてくれる人がいることでかなり解消するものです。
聞き手もまた、ドラマの役者を演じなければいけません。
こういうことは今後よくあることかもしれない。
しかしそれも姑のストレス解消だと考え、おおらかな気持ちで受け止めたいものです。
嫌味はストレスとして解消する
人は育ってきた環境が違うので、当然言葉の感じ方も育った環境によって違います。
毎日毎日嫌味を言われ続けて育ってきた人であれば、少しの嫌味くらいは耐える免疫力がついているはずです。
しかし免疫力がない人が問題であり、どうすればいいのか。
そんな人は毎週ストレス解消の日を決めて、その日は徹底的に満足するまでストレスを解消しましょう。
気分転換の日という意識では無く、ストレス解消の日とし、徹底的に解消するのです。
また嫌味を嫌味で返してしまうと、それは間違いなく泥沼の始まりです。
最悪のケースは必ず避けるようにし、ストレス解消日には姑のことを思い出さないくらいに、思いっきり楽しみたいものです。
姑の暗い話は仕方がない
人は年をとるごとに未来が暗くなっていき、明るい未来を想像できなくなると言われています。
それだけに、姑の暗い話は仕方がないものとして受け止めなければいけません。
もしも暗い話で家庭が暗くなるというお悩みを持っているのであれば、それは仕方ないものとして受け止めましょう。
暗い話ばかりされるのであれば、話の話題を変えるテクニックを身につけなければなりません。
例えば、姑が好きなジャンルの話しをしてみるとか、姑の好きな趣味の話をするなど、関心度が高い話題を持ち掛けることで、嫌な話も暗い話でも話題を変えることができます。
ニュースであれば、毎日違うニュースが報道されているので、話題には困らないでしょう。
重点のおさらい
- グチの聞き役になること
- 姑の味方という立場を取る
- 自分の意見ははさまない
- 夫や息子へのグチは特に注意する
- おおらかな気持ちで受け止めること
- 嫌味はストレス解消と同時に吐き出すこと
- 毎週ストレス解消の日を決める
- 暗い話は仕方ないと受けとめる
嫌いな姑との付き合い方8つをご紹介してきましたが、どうだったでしょうか。
あなたが嫌いと思っているように、姑はあなたのことを嫌いと思っているでしょうか。
もしも本当に嫌いだと分かっているのであれば、それはそれで距離を取る必要があるでしょう。
しかし姑の本心が分かっていないうちは、最悪のケースを避けるように日々気をつけるべき部分は気をつける必要があります。
それが姑との付き合い方のコツなのです。
また、「姑との同居でストレスフリーな生活を送るコツ3つ」もセットで読んでみましょう。
ストレスフリーな生活が実現すれば、それは身体的にも健康になり、うつや劣化などの防止にもつながるといったメリットが非常に多いのです。
この記事へのコメントはありません。