性格というものは必ずしも相性があり、相性の悪い相手と一緒の空間にいればいるほど、人はリラックスができないと言われています。
性格が合わない人と一緒にいると、気を遣ってばかりで確かに気は休まりませんよね。
また相性が悪い相手と一緒にいればいるほど、ストレスの原因になってしまったり、疲れの原因になったしまったりもします。
今回はそんな性格の相性でも、相性の良い夫婦と悪い夫婦に関して、これから詳しく触れていくことにしましょう。
目次
性格のタイプからみた相性の良い夫婦と悪い夫婦
夫婦にもやはり相性は存在します。
最高に相性の良い相手と恋愛し、結婚できればそれに越したことはない。
しかし、相性は悪くとも夫婦として暮らすうちにそれぞれの性格が変わり、幸せに一生を添い遂げる場合も多い。
そういう意味では相性などあまり気にする必要はないですが、参考のために、人間の性格タイプから夫婦の相性について紹介しておきましょう。
人間の性格は、おおまかに五つのタイプに分けられる。
1.無口で真面目で非社交的、心に内と外がある「内閉性性格」
2.社交的でこだわりがなく、融通がきく「同調性性格」
3.凡帳面で義理堅く、丁重な反面だが時に激怒する「粘着性性格」
4.自己中心的で派手好き、お調子者で人をねたみやすい「自己顕示性性格」
5.いつもクヨクヨしていて自信がなく、人の言ったことを気にする「神経質性格」
人間とはたいていは偏った性格ではなく、いくつかを併せ持っている場合がほとんどです。
日本人の夫婦に多い組み合わせ、相性の良い組み合わせ
さて、この中で日本人の夫婦に多いのは、内閉性性格の夫と同調性性格の妻という組み合わせです。
いわゆる無口な夫と、世話女房タイプの妻という組み合わせ。
これは相性から言っても良く、お互いの個性を認め合えば、ベストカップルになれるでしょう。
またこの同調性性格の妻の場合は、こまかなことにこだわりがなく、正反対の神経質性格の夫とも相性がいい。
反対に、夫が同調性性格で妻が内閉性性格の場合も、相性が良い。
人づきあいのよい夫が、しばしば人の誘いを断れずに帰宅が遅くなっても、内閉性性格の妻なら口うるさく言わない。
これもベストカップルとなれるでしょう。
最悪の相性
問題なのは同調性性格同士、あるいは自己顕示性性格同士の夫婦です。
前者は夫婦ともに社交的なので、家庭内でトラブルが起こりやすい。
また後者は、お互いのことを無視して自己中心的に考え、行動してしまう。
エゴむきだしになってしまったら、当然家庭は常にゴタゴタの連続だろう。
これは友人にも当てはまるが、意外に自分と同じ性格やタイプの人間というのは、うまくいかないことが多い。
長所も短所も同じであるため、お互いをフォローし合うことができない。
親友は自分とまったく違うタイプの性格であるケースが多いのは、このためです。
似た者同士で唯一相性が良いのは、内閣性性格同士の夫婦。
それぞれが自分の世界を持ったおとなのカップルといえるでしょう。
しかし一度問題が生じると、それぞれ自分の殻に閉じこもってしまうという危険もある。
相性の悪さも、お互いを思いやる心で良く変えていくことが、夫婦にとって何より大切です。
夫婦生活においては体の相性も非常に大事
夫婦生活においてセックスレスは離婚原因の1つにもなり、アメリカのある調査によれば、体の相性が悪ければ悪いほどセックスレスになりやすいという結果が出ています。
また人間は飽きる動物であり、アメリカの人類学者が実験結果で検証した結果である「愛は4年で終わる」という説も有名です。
基本的に体の相性とは、以下の5が重要だと言われています。
1.性欲の強さ
2.性器の形
3.お互いの欲求
4.肌触り
5.プレイの違い
上記の5つが重要だと言われており、1と2に関しては説明するまでもないでしょう。
3のお互いの欲求と5のプレイの違いに関しては、3のお互いの欲求については、営みの長さであったり、前戯の長さであったり、お互いの求めているレベルが近ければ近いほど、体の相性はいいという結果になります。
また5のプレイの違いに関しては、責められるのが好きなのか、責めるのが好きなのか、どちらも責められる方が好きな場合は、どちらか一方が我慢しなければなりません。
分かりやすく言えば、SとMが相性がいいということになるでしょう。
そして最後の4の肌触りについては、特に男性は女性の肌触りや肉付きを重視します。
このようにお互いの肌触りがいい感触と感じていればいるほど、セックスレスになりやすいという調査結果が出ています。
体の相性+性格の相性がいいほど夫婦円満に
やはり体の相性がいいほどセックスレスになりにくく、性格の相性がいいほど喧嘩になりにくいです。
もちろん夫婦円満には他にも金銭的な条件なども関係しますが、こういった条件のみでまとめてみれば、相性だけで見ると良くないよりもいい方が夫婦円満になりやすいといえるでしょう。
念のために言っておきますが、夫婦円満で居続けるためには相性だけでは到底無理です。
いろんな条件が重なっての夫婦円満ですから、相性が良かったからといって安心してしまっては夫婦生活に支障が出るかもしれませんよ。
また、「夫婦喧嘩の禁句と解決法」もセットで読んでみましょう。
夫婦喧嘩になった時に絶対に言ってはいけない禁句の言葉が存在します。
そんな禁句の言葉を知っておき、今後の夫婦生活のためにも絶対に禁句の言葉だけは使わないようにしましょう。
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