好奇心旺盛な人ほど社長であったり、一流のスポーツ選手であったりと、とにかく好奇心は人の心を動かします。
逆に好奇心が無い人ほど、普通を求めて口だけでは理想を語りますが、実際に行動する人は少ないのが特徴的です。
今回の記事では、好奇心旺盛な人の特徴についてご紹介しようと思います。
もちろん、好奇心旺盛な人のデメリットもしっかりとご紹介しているので、全てがメリットばかりでは無いということもお分かりになるかと思います。
好奇心旺盛な人ほど、謙虚になっていく
「感じがよい」人には、好奇心が旺盛で、向学心にあふれでいる人が多い。
前項で書いたように、たくさんのことを知れば知るほど、偏りがなくなっていく可能性は大きい。
包容力も大きくなり、いろいろな違いにも寛容になるでしょう。
たくさんのことを知るほど、どれほど自分が何も知らないかということがわかってくるから謙虚になり、むやみに威張らない人になっていきます。
また、常にいろいろなことを勉強しようという意欲に燃えている人は、よけいな悪いことを考えたり、よけいなおせっかいをしている暇がない。
やれ、あの人がどうしたとか、あいつはイヤなやつだとか、悪口にあけ暮れている暇がないのです。
だから、なんとなくすっきりしていて感じがいい人に思われがちです。
会えば、最近熱中していることを話してくれるので、楽しく過ごせる。
会うたびに人の悪口ばかり聞かされるより、ずっといいわけです。
楽しいこと、やりたいこと、知りたいことでいっぱいだから、生き生きしている。
頭脳も、いつも使っていて新鮮なのです。
好奇心旺盛な人ほど刺激を求める
何ごともそれ以上進まなくなったら、脳はしぼんでいくのではないでしょうか。
脳を維持したいと思ったら、常に動かすことが大事です。
体を使わなければ、血行が悪くなって、悪い血がたまってくる。
循環がよければ、酸素がいきわたって、血も新鮮になる。
頭だって、どんどん使っていなければよどんでくる。
ボケも早い。
廃用性萎縮とは、そういう意味の言葉です。
同じことを繰り返しいうようになったら、老化の始まりです。
それ以上、新しいことが入ってこないから、何度もビデオの再生ばかりするようになる。
再生ばかりしていれば、ビデオテープも劣化してきます。
見ているほうだってイヤになります。
好奇心旺盛な人は、前に会ったときと次に会ったときでは、全然感じも違ってきます。
常に新しい驚きがあり、成長があり、刺激がある。
こういう人に会うと、自分までリフレッシュして気持ちがいいわけです。
好奇心旺盛な人は常に前向き
好奇心旺盛な人は常に前向きで、どこか楽しそうに見えてしまうことがあります。
これは、明るい未来に向かって自分が全力投球しているからであり、常に刺激を求めているからでもあります。
人間は毎日同じことの繰り返しではマンネリ化してしまいますが、常に新たな刺激を発見できれば、自然と表情や言動は明るくなります。
一緒にいて明るくなれる人は、人から好かれる人であり、自然と人が集まってくる人でもあります。
なぜなら、人間は楽しい場所を求めており、その楽しい場所が好奇心旺盛な人だからです。
好奇心旺盛な人ほど行動が早い
好奇心旺盛な人ほど行動が早い理由。
それは、何事にもすぐに行動する癖がついているからです。
これは仕事に関係なく、休日でも同じです。
新しい服が欲しいと思えば、その日にすぐに買いに行く。
髪の毛がきりたいと思えば、すぐに髪の毛を切りに行く。
そもそも好奇心旺盛な人は、やりたいことが山ほどあります。
つまり、すぐに行動してしまわないと、次のやりたいことに追いつかないわけです。
好奇心旺盛な人にも落とし穴は存在する
しかし、ここにも落とし穴はあります。
勉強するたびに、屁理屈をこねるのばかりが上手になったり、その知識をひけらかして他人を攻撃することもできるのです。
また、たくさん知るごとに、どれだけ自分が物を知らないかということに気づくのではなく、人をバカにする倣慢さを育てていく人もいます。
こういう人は知識を仕入れてもあまり可能性は広がりません。
リフレッシュするのではなく、さらに老朽化していくのです。
また、「自己顕示欲の強い人の心理と共通点」を参考に、好奇心旺盛な人と自己顕示欲の強い人の違いも頭に入れておきましょう。
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