夫婦喧嘩というのは夫婦にはつきものですが、つい頭にきて言ってしまった一言が、夫婦仲を最悪の状況へと追い込むことはよくあることです。
実は喧嘩というのは夫婦に限らず、禁句の言葉や行動、そして解決法を知っているれば、それほど窮地に追い込まれることはありません。
今回はそんな夫婦喧嘩において、禁句と解決法、この二つをメインにご紹介していこうと思います。
喧嘩しながらも逃げ道を残そう
喧嘩はしないに越したことはないが、ある意味では喧嘩も、人と人とが深いコミュニケーションを得るための道具といえるかもしれません。
複数の人が集まれば意見が合わないこともあれば、勘違いや不注意などで誰かを傷つけてしまったり、怒らせてしまったりすることもよくある。
いくら気をつけていようと、私たちは、喧嘩の種をばらまいているのかもしれないし、人と人とのトラブルというのは、避けようとしても起こってしまう厄介なものといえます。
こうなったらもう、喧嘩をしないために何をすべきかよりも、喧嘩になってしまったら何をすべきか…と、頭を切り換えたほうがいいのではないでしょうか。
喧嘩のやり方や、謝り方と謝らせ方などは、コツさえ覚えれば、小競り合いで収拾できるかもしれないし後々までイヤな感情を残さないようにできるかもしれません。
夫婦喧嘩で一番やってはいけないこと
私も若いときには、よく夫婦喧嘩をしました。
いまと違って、それだけ元気だったということかもしれませんが、夏の夕立のようにぼーっとやって、すーっとやめる。
喧嘩の後も不満が残ったら、とっとことっとこと仕事をする…ということだけは心がけてきました。
一番いけないのは、梅雨がしとしとと降りつづけるような「長喧嘩」です。
これでは、「敵」もさることながら、こちらも気持ちが滅入ってくるから、健康にもよくありません。
結婚の決まった若い女性が、笑いながらこんなことを言っていました。
「私、結婚したら、彼とどんどん喧嘩するつもりなんです」
まあ、そこまで積極的でなくともいいのではないかなとも思いますが、おそらく喧嘩の効果とやり方がわかっている人なのでしょう。
夫婦喧嘩のもう一つの注意点
もうひとつの注意点は、親しい間柄だからこそなのでしょうが、とにかく責めに責め、怒りをぶつけてしまうことです。
冷静になって考えてみてください。
自分の気持ちをすっきりさせるための喧嘩なのでしょうか。
その結果どうなるのか。
相手のプライドは傷つき、自信を失い、気持ちが離れていくのです。
相手の立場になって、少しは逃げ場を用意しておくことが喧嘩のコツです。
上手に解決するには
上手に解決するには、まずあなたのその無駄なプライドを捨てることが一番です。
自分が悪くないと思っていても、まずは謝りましょう。
”自分が悪くないのに何で謝らないといけないの?”そんなふうに思う人は、自分の器が小さい証拠ではないでしょうか。
あなたの尊敬できる人、または憧れの人は、器が小さい人だと思いますか?
喧嘩の後には、自分が器が大きい人間だから謝ってやろう、と少し見下し気味でもかまいません。
心の中ではどう思っていても、まずは素直に言葉に出して謝ればほとんどの場合は丸く収まるのです。
相手の気持ちも考えれるほど心の余裕を
冷静になれない状況だからこそ、より冷静になるということを強く意識しましょう。
なんなら相手の気持ちも考えてみるといいでしょう。
そうすることで、相手が怒っている気持ちや分かって欲しい気持ちなども分かってきます。
喧嘩の時には自分自分と、自分ばかりを主張しがちですが、相手の気持ちも理解した上で、自分の気持ちも理解してほしいという話し合いに持ち込みましょう。
お互いがお互いの主張を分かり合えるのが、一番平和に夫婦喧嘩を解決できる方法です。
原因を無くすことも大事
再び同じようなことが原因で、夫婦喧嘩にならないようにするためには、原因を無くすことが大事になってきます。
そんな原因をなくすための秘密については、次のページで詳しくご紹介したいと思います。
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