意固地の意味とは、「かたくなに意地を張ること」という意味です。
意固地な人ほど、周りを困らせてしまったり、周りに気を使わせてしまったり、してしまっているのではないでしょうか。
今回はそんな意固地な人の心理状況について、分かりやすく詳しくご紹介したいと思います。
「自分のない人」ほど、自分を主張する
人の意見に耳を傾けないというのは、意固地な人の典型的な特徴です。
このタイプの人の中には、意見を黙殺したり、意固地になって反発する人もいます。
こういう人に理由を聞くと、初めはもっともらしい理由を述べるのですが、最後になって「だって、あいつのアイデアだから。おれはおれのアイデアでやりたいから」などと、本音の理由が分かってきます。
これは、つまらない理由で周りの人の好意を無にしているものです。
そんなふうに考えていたら、自分の成長を妨げるばかりか、自分を孤立させることになり、孤立すればするほど意固地な性格に凝り固まっていく…という悪循環にはまってしまうのです。
意固地な人な人の心理
なぜ人の意見を素直に受け取れないのか。
簡単に心理状態をいってしまえば、「人の意見を受け入れたら、自分が自分ではなくなってしまう恐怖心があるから」です。
そんな未熟な心しか持っていないから、人の助言を拒否するというわけです。
反対に、いろいろな人の意見に耳を傾ける人は、確立された「自分」というものを持っています。
誰に何をいわれようと譲れないものは譲れない半面、自分の知らないことや不得意なことには、じっくりと耳を傾けることができる。
その意見が自分に適っているのかどうか、役立つのかどうか、自分なりの判断基準ができあがっているからです。
自分に自信がある人と意固地な人との違い
人に何かをいわれると、すぐに喧嘩腰になって周囲を不快にさせる人がいます。
一方では、穏やかな表情で、冷静に説明できる人がいます。
こんな人から人が感じるものとは、「品のよさ」がなのです。
会議などの議論の場では対照的な図式となるので、両者の意見の違いは、周りの人には強い印象となって残る。
このような違いも、「自分というもの」があるかないかで大きく変わってきます。
自信があれば、相手がどのような発言をしても動じることがありません。
たとえ主張が通らなくても、その意見が認められなかっただけ…と思えるのです。
次回のチャンスを待つだけの心の余裕もある。
ところが「自分というもの」がない意固地な人の心理状況というのは、自分そのものを否定されたと思ってしまう。
自分の存在理由にかかわる問題ととらえるから興奮したり、逆上したりと、忙しい。
言葉づかいも荒くなり、あまりに「幼い心」に見えているのはないでしょうか。
両者の違いは、要するに「未熟な心」か「成熟の心」か、といい換えてもいいでしょう。
どちらが好感を持たれるかは、いうまでもないことです。
意固地な人は自分が意固地と気づいていない!?あなたが大丈夫か確認する方法
あなたは自分のことをどう評価しているでしょうか。
人間というのは自分には甘い評価をつけがちで、特に欠点は自然と見て見ぬふりをしてしまいがちです。
あなたにも性格の一つや二つ必ず欠点がどこかあるはずです。
そんな欠点を知るには、周りの人に自分の性格を聞いてみるといいでしょう。
そうすれば、自分が意固地な人かどうかが分かるはずです。
まさに俺で笑た