ここ近年でも、芸能人がスピード婚をしたことがよく話題になります。
そんなスピード婚という言葉を聞くと、どこかこの先が不安に思う方もいるかもしれません。
今回はそんなスピード婚に関して、離婚率と失敗する人の共通点をご紹介しようかと思います。
実はスピード婚よりも、離婚率が高いのは同棲期間が長いカップル
最近ではよくテレビで取り上げられている話題なので、もうご存知の方もいるかもしれません。
これはアメリカが調査をした結果、衝撃の事実としてアメリカでも話題になりました。
実は離婚率が一番高かったカップルの結婚前の生活というのは、同棲期間が長いカップルなのです。
日本ではスピード婚は離婚率が高いというイメージを持っている人が多いようですが、それは違います。
スピード婚よりも、同棲期間が長いカップルの方が、1割~2割近くも離婚率が高いのです。
ですから、変に結婚生活に不安を持つ必要はありませんよ。
スピード婚で失敗する人の共通点は「錯覚」にある
「愛さえあれば大丈夫」と思い込んでいる人の結婚は危険です。
なぜかといえば、こう思い込んでいる人は落とし穴に落ちやすい。
恋愛の最初のうちは、誰もが相手が理想の人に見えます。
しかし、徐々にそうではないことが分かってくるのです。
最初に輝いて見えただけに、その反動でぼろぼろに見えてくる。
短い恋愛なら、そのときだけは「私たちは一心同体」と思える。
しかし、長い夫婦生活ではそうはいきません。
最初の錯覚が冷めたところで、改めて現実と向きあわなければならないのです。
これが「恋愛至上主義」の人だった場合は、ここで「やーめた」となり、「他にもっといい人がいる」と、また理想の相手探しの旅に出てしまう。
こうして結婚を先延ばしにしている人も多いでしょう。
スピード婚の離婚率が高い理由の一番は、「錯覚が冷めないうちに結婚してしまった」ことにあります。
人間というのは錯覚が冷めた瞬間、美化されていた結婚相手が、とてつもなく魅力のない人間に見えてしまいます。
実際にあなたも、過去に付き合っていた異性の方を今見ると、全く魅力的に感じないという経験をされた方は多いのではないでしょうか?
スピード婚で離婚しない夫婦はこんな愛を築いていく
私は独身を否定したり、誰もが結婚するべきだ、言っている訳ではありません。
好きな絵を描いたり、料理にのめりこんだりして、 充実したひとり暮らしをしている人もたくさんいます。
そういう生き方も素晴らしい人生です。
共に人生を生きるのは、必ずしも夫婦関係だけではありません。
家族もいるし友人もいます。
結婚していなくても恋人を持つ人もいます。
逆に、家族が何人いても孤独な人もいるのです。
しかし、どんな人間関係にせよ、生きていくには仲間が必要です。
ひとりで年をとるのは寂しい。
だから誰かと一緒に暮らしたい。
こんなふうに、自分の寂しさをしっかり認識して結婚する人は、まず大抵がつつがなく結婚生活をまっとうする人です。
愛のない結婚ならしないほうがいい。
理解しあえない夫婦関係なら孤独のほうがまだマシだ。
そういう人もいるかもしれません。
確かにそれも正論です。
憎しみあうような関係なら、別れたほうがよいときもあるでしょう。
そうならないように、愛情を育てていきたいものです。
大事なことは、100%一心同体の理想の愛ではありません。
毎日一緒に暮らしていくうちに、少しずつ築いて、だんだん大きく育てていく愛情。
そんな愛情を育てるのは、お互いの日々の忍耐が大事になってくるのです。
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