今とても孤独を感じている。
人間は孤独を感じると、寂しいや辛いという感情になりがちで、どこか鬱になったような気分にさえなります。
最近では孤独死する人も急増しており、この孤独死は老人に限らずになってしまったケースが発生しているので、若いからといって侮れません。
今回はそんな孤独で寂しい辛い感情と向き合う方法について、詳しくご紹介していこうと思います。
目次
まず初めに知っておこう!孤独で寂しいや辛いと思うのは、もしかして鬱病?
平成の世の中になり、鬱病(うつ病)という言葉をよくニュースなどで耳にするようになりました。
有名な芸能人の方が重い鬱病が原因で、芸能活動を長期休暇する、なんて例も実際に起こっており、本当に身近な精神病となりました。
さて、そんな鬱病の症状といえば皆さんもうご存知ですよね?
人によって症状は違ってきますが、主に「孤独感」や「辛い」と思い込んでしまう事です。
鬱病患者の方は、この思い込みを治していくために、カウンセラー治療をしてもらうというわけです。
では、孤独感を感じて、当サイトにたどり着いたあなたは鬱病なのか?
はっきりとした答えは出すことはできませんが、人間は誰でも孤独に感じることはあります。
自分だけ特別というわけではありませんので、そこはご安心ください。
もしこの症状が頻繁に訪れるようでしたら、一度精神外科などに通ってみましょう。
次に知っておきたいこと。「孤独が好き」という人は、まだ本当の孤独を知らない
「孤独」と向き合う事について、皆さんはもっと真剣に考えて置くべきだと思います。
ひとりぼっちで寂しい感情や孤独感。
これは人間の最大のストレスであることは、以前ご紹介しました。
「そう?あたしは孤独が好きよ」という人がいるかもしれません。
しかし、それは孤独ではないのです。
正確に言えば、たまに「ひとりでいることが好き」なのです。
誰でも、ひとりの時間を持ちたいと思うことはあります。
人間関係のわずらわしさの中で、干渉されたり、無責任な好奇心から関心を持たれて探られたりしたとき、「余計なお世話だ」と言いたくなる。
こんな時に人間は、ひとりになりたいと思うのです。
しかし、それは孤独とは違います。
「孤独が好き」などというのは、求めさえすれば人と交わりが持てる人のセリフです。
くる日もくる日も、ひとりぼっちでいてみると人間はどうなると思いますか?
答えは、生きる気力も尽きてくるのです。
孤独で寂しい辛い感情と向き合う方法:結論を実在のエピソードを参考に紹介
これは実際にあったエピソードです。
ある老婦人が、ひとりで暮らしていました。
その人の環境というと、連れ添いに先立たれて三十年が経っていました。
「毎日、ひとりで生活していて寂しい」と若い知人にもらしたところ、こう言ったのです。
「ボクなんかうらやましいな、そんな生活。一度でいいから、毎日ひとりで生活してみたいですよ」
彼は、毎日職場に出社してわずらわしい人間関係があり、家に帰れば奥さんや子どもがいて、「ああ、ひとりになりたい」と思うのでしょう。
こんな発言をする彼は、本当の孤独を知らないのです。
普段はうとましく思っている家族が、どんなにありがたいものかが分かっていない。
またあるときは、その老婦人が別の知人に「最近は、うつ病のようなのです」ともらした。
すると、「あなたがうつ病ですって?全然そんなふうには見えないわ」と大笑いされ、ますます孤独感を深めたという。
このエピソードから私が伝えたいこと
1つの実話エピソードをご紹介しましたが、このエピソードをご紹介して、私が伝えたいことは以下のようなことです。
自分の「辛い」という気持ちを分かってくれる人がいる。
そういう人がいれば孤独は半減します。
何をしてくれなくてもいい。
たったひとりでも味方がいて、気持ちを共有してくれる人がいれば人は救われるのです。
あなたの周りにいる人の声に、耳を傾けてみてください。
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