特に女性に多いと言われる噂好きな人。
なぜ噂好きな人は、なんでもかんでも知りたがるのでしょうか?
今回はこんな疑問について、噂好きな人の心理をご紹介していくとしましょう。
噂好きの心理と知らないと気が済まない理由
世の中には、なんでも分かっていないと不安になる人と、特に分かっていなくても安らげる人に分かれます。
分かっていないと不安な人の心理とは、少しでも自分の知らないことがあるとバカにされそうな気がして、びくびくする。
ところが、特に分かっていなくても安らげる人は、いつも落ち着いているのです。
なんでも分かっていないと不安な人から見ると、この落ち着きが、「なんでも分かってるような顔をしやがって」「なんでそんなに自信満々なんだ」ということになるのでしょう。
確かに、知識豊富で雑学をたくさん知っている人は、いつもどこか自信ありげに話をするという癖があるのは確かです。
また、噂好きな人の心理で皆さんが一番ピンとくる心理といえば、仲間はずれにされたくないという心理でしょう。
自分以外の仲間全員がその噂話を知っているのに、自分だけは知らない。
こんな時に、必ず「なにそれ?」と聞いてしまうのが人間です。
これは、仲間外れにされたくない、自分は仲間の輪に入れていないと感じた時に、自己防衛的な心理が働くから、人間は知りたがるのです。
簡単にいえば、噂好きや知りたがりな人の心理とは、「一人になるのが怖いトラウマ」や「注目されたい」や「どこかで人の上に立ちたい」と思う心理が働いているのです。
噂好きや知りたがりな人のデメリット
なんでも分かっていないといけないと不安に感じている人は、分からないことに出くわすと、とにかく「決めつける」という癖があるようです。
そうしないと自分が不安になるからでしょう。
「キミって分からない人だなあ」とほっておけばいいのですが、「キミはおかしい!キミは倣慢な人間だ!」と、なんとか自分の納得できる結論を出して、安心しようとするのです。
例えば、噂好きで知りたがりな人の実話エピソードで、こんなエピソードが存在します。
※「カウンセラーにまで通うようになった、30代男性の実話エピソードです。」
Hくんという男性はあらゆることに詳しい雑学を誇っていたが、そんな雑学王にも弱点がありました。
それは花に関しての知識が全くなかったのです。
あるとき、交際していた女性と花屋さんの前を通りかかったところ、彼女が、「あら、かわいいブルースター」と言った。
彼には聞いたこともない名前だったのです。
それ以来、Hくんは花の名前を知らないと彼女にバカにされると思いこみ、恐ろしくなったそうです。
そして、彼女が誕生日に花束をプレゼントしてくれと言ったときには困りはてた。
センスの悪い花をプレゼントして、彼女に笑われたらどうしよう…
そこで彼がとったのは、花が好きな彼女をバカにするという方法だった。
「くだらない 。誕生日に花を欲しがるなんて、ダサい女のすることだな」
こうして二人の関係はだんだん悪くなり、別れることになったのです。
このような会話をひとつ減らすだけで、世の中の離婚や別れ話もだいぶ減ることでしょう。
花の名前を知らないくらいでいちいち不安になるようでは、そばにいる人も落ち着かないですよね。
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