大事な大事な友達が振られてしまいました。
そんな時に、友達の自分には何が出来るでしょうか?
そんな優しい心をお持ちのあなたに。
振られた友達にかける言葉と褒め方をご紹介したいと思います。
深い思いやりほど言葉にはならない
落ち込んだ友人を少しでも慰めようとして、いろいろ励ましたり、アドバイスしているつもりが、返って傷つけてしまったり怒らせてしまったりする事があります。
あなたには、そんな経験がないでしょうか?
相手が自分にとって大切な人であればあるほど、心配ゆえに何かしら言葉をかけたいのが人情というものでしょう。
しかし、失敗しがちな人によく見られる、自分なりの言葉を発する前にひと呼吸おいて、どう慰めるのがいいのか…?
という考えをすることが大事です。
失敗しがちな人は、ここを考えれていないことが多いです。
友人が大好きな人に振られた場合などは、言葉をかけるより、必要なときに声をかけられる距離にいてあげるだけのほうがいい事もあります。
「とっても悲し出来事だったね。何か力になれることがあったらなんでもいって。 ◯◯がなくなっても、私がいるからね」
と、心からの言葉を伝えるのもよいが、そっと傍にいてあげるだけで十分に慰めになっていることもあるのです。
大事なことは、言葉ではなく態度で示すこと。
子どもが入学試験に落ちて落ち込んだ場合は、子どもの性格やケースによっても違うだろうが、これもたいていはそっとしてあげたほうがいい。
あれこれ言えばいうほど、当人の傷口に触ることになる。
また受験に失敗した本人は自分自身のことよりも、かえって親の気持ちを心配していることもあります。
こんな時ほど、お互いに「気配を察知する」ことが大切なのです。
言葉にしなくても分かっていることは、胸の内にしまったままにしておくこと。
深い思いやりは、言葉にはならないことがあるのです。
要は、言ってもしかたのない事は言葉に出さない。
自分で解決できる問題は余計な口を挟まずに見守る。
これが基本というやつです。
最悪なのは心の伴わない、その場限りの言葉である。
言っている方は単なるごあいさつ、社交辞礼のつもりかもしれないが、言われた側は十分に傷つくことになる。
人を慰めようと思ったら、本当にその人の痛みを感じとれるかどうか…と、自分で考えてみよう。
そして、その慰めをどう伝えたら、相手の心に届くか思いやってみよう。
そうすれば、いろいろと言葉でいうよりも、そっと側にいてあげるだけの方が相手のためになることに気づくのではないでしょうか。
また過去に、「優しいけど思いやりがないと言われる人の特徴」にて、思いやりが無いと思われる人特集をご紹介しています。
良ければそちらも参考にしてみてください。
友達を大事にしているあなたには…
振られた友達への上手な対処法をご紹介してきましたが、私はあなたが素晴らしい人だなと思います。
人間というのは一人では生きてはいけません。
一人で生きられないからこそ、あなたのような優しい人間が好かれるのです。
きっとあなたが逆の立場になった時に、今助けてあげたい友達を頼れば、その友達は助けてくれるでしょう。
友達を大事にする人というのは、あなたが辛い時や悲しい時には必ず力になってくれます。
そして、そんな時に力になってくれる友達こそ、本当に大事にすべき友達なのです。
自分が苦しい時に助けてくれる友達には、相手が同じ立場の時に助けてあげる。
または、裏切らない。
こんな気持ちで常に友達を大事にしてほしいものです。
また、落ち込んでいる友達には、たくさん話を聞いてあげましょう。
そんな聞き上手のコツに関しては、次のページでご紹介したいと思います。
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