部下から好かれる上司と部下から嫌われる上司。
この2つの違いとは、どこにあるのでしょうか?
今回は、好かれる上司になりたい人に。
特徴と叱り方のコツをご紹介していきましょう。
部下から好かれる人の3つの特徴
1.いつも笑顔で難しい顔をしていない人
いつも笑顔の人というのは、人が自然によってくるという法則があります。
これは、笑顔の人には話しかけやすいけど、厳しい顔をしている人には話しかけたくない。
そういった人間の心理が関係しています。
部下に好かれたいのであれば、まずはニコニコ笑顔を心がけましょう。
2.人の気持ちを考えれる人
あなたが仕事がデキる人だからといって、あなた目線で仕事を考えてはいけません。
例えば、完璧主義な人が、相手に自分が思う完璧な動きを期待しても、それは期待に答えてくれません。
上司なのであれば、自分の気持でなく、相手の気持ちを考えることです。
自分の意見だけではなく、部下の意見を聞き出せる上司こそ、信頼されて好かれる上司なのです。
3.叱り方が上手な人
上司という立場にある人は、必ず叱らなければいけない場面があります。
実は、好かれる上司に最も必要なのは、叱る上手さ。
ここで上司としての立場も、好かれる上司の立場も、大事な部分の多くが決まってしまいます。
ですから、この叱り方に関しては、次のタイトルで詳しくご紹介していこうと思います。
叱り方一つで「その人の力」が見えてくる
ほんのささいな子どもの過ちを烈火のごとく叱りつける親がいます。
そういう親はたいていが、こういってはなんだが、不愉快顔をしています。
仕事の内容について具体的な指導するわけでもなく、長所を伸ばそうとするわけでもなく、不得意な分野についてねちねちと説教をする人がいる。
そういう上司は、陰険で意地悪な顔をしているのです。
こんな上司は仕事のプロとはいいがたい。
子どもや部下がミスをすれば叱らなければいけない。
あまりにも物わかりのいい親や上司が多い昨今、場合によってはもっと厳しくしたほうがいいかもしれません。
しかし、ミスや欠点ばかりをあげつらうのは、やはり上司失格ということになるでしょう。
人は美しいものを見れば、心も美しくなる。
晴れやかな空を見れば、気分も晴れる。
しかし、あら探しをするように醜いところばかりに目をやっていると、知らず知らずのうちに、品のないゆがんだ性格になってしまうのだから、要注意です。
同じ叱るにしても、ぱっと怒って、さっと忘れる。
怒った後は、相手の素晴らしい面にも目を向け、お互いに希望を持てるようにする。
つまり、相手も自分も、将来に望みを持てるように叱ることが大切なのです。
とかく上の立場にいる人は、部下やスタッフの仕事ぶりや内容に不満を抱きがちです。
「なんでこんなことができないのだろう」
「あれだけアドバイスしてきたのに、なぜ同じミスを繰り返すのだろう」など。
叱る立場にあるスペシャリストの、スポーツ選手の監督の顔を思い浮かべていただきたい。
たいてい苦虫をかみつぶしたような顔か、いらいらと落ち着きのない表情をしている。
サッカーの監督にしても、きょろきょろうろうろとせわしない。
かと思えば、唇をかんだまま絶望的な顔をしていたりもする。
いや、ストレスがたまるでしょうなあ…と思ってしまいます。
しかし、スポーツの世界はいってみれば単純でストレートなよさがある。
監督は、まず選手の美点を認め、力を信じなければその選手を起用しないのだ。
だから彼らは一方では人に惚れ込むところからスタートしている。
まず長所を見いだす。
そこから明日へのための短所の矯正やミスの指摘がはじまる。
「まず希望ありき」なのだ。
自分のストレス発散のために叱るようなレベルの低い監督やコーチなどいるはずがない。
プロの世界とは、そんな甘いものではないからなのです。
また、上司という立場は、嫌われる事もしなければいけませんよね。
そんな上司が気をつけたいこと。
それは、職場で妬まれる人になることです。
そんな職場で妬まれる人に関しては、次のページで詳しくご説明していくことにしましょう。
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