頼まれ事にNOと言えない
今の若者は、仕事よりも遊び優先だと非難されることが多いようである。
自分のやりたいことばかりを優先させて、義務は決してやりたがらない。
なんでもかんでも NOと言うことが、自己主張だと思っているのだから、年上の年代は困るみたいです。
NOばかり言う人がいれば、その反対にどうしてもNOと言えないタイプの人がいる。
NOばかり言う人はどちらかというと、自信家で自己主張が強いタイプだが、NOと言えない人は内向的で協調性が高く、人より半歩下がるタイプのようだ。
そういう人は他人に対して必要以上に気を使って、あとでクタクタになるというタイプではないだろうか。
積極的に自分から他人に声をかげたり、なにかを率先してすることはないげれど、与えられた仕事はきちんとこなしていく。
きちんきちんと計画的に仕事をこなしていくのではないだろうか。
そんなあなたの仕事っぷりを見てまわりの人間も、あなたに頼めば何とかしてくれる、そういう空気が職場にできてしまってはいないだろうか。
あなたは頼まれればイヤとは言えないけれど、それはとくにあなたでなくとも、誰にでもできる仕事ではないかと考えてみたことがあるだろうか?
コピー取りや、請求書の宛名書き、掃除、整理整頓。
なんとなくたまる雑用を、NOと言えないばかりに一手に引き受けて、そのために残業をする。
自分自身の仕事を後回しにして、他人の仕事を引き受けてしまう自分に嫌気がさすこともあろう。
そのままでは、あなたは自分の価値を不当に低くしてしまう。
「何でも雑用を引き受ける人」というのは、褒め言葉ではない。
NOと言うことは思っているよりもずっと簡単なことである。
NOと言えないばかりに何時間も自分の時間を無駄にすることを考えれば、他人にどう思われようとかまわないのではないか。
人によく思われたいばっかりの協調性は、いつかはあなたの魅力をなくしてしまう。
NOと言うためには、自分は一体何をしたいのかをしっかりと考えることである。
その上で、頼まれた仕事が自分にとって価値があるのかをみきわめるのがいいだろう。
何もやりたいことがないということが、どんな雑用も引き受げてくれる人と、まわりから思われることにつながるのだ。
デートでも全く同じ
これは、デートでも全く同じである。
例えば、女性の場合の例をまずはあげてみよう。
女性の場合ですと、断らない女性は、好きでもない男性と付き合うケースが多いです。
好きでもない男性に告白されて断れない…
だから、意味もなくなんとなく付き合ってみる。
しかし、最終的には数ヶ月でお別れ…
女性のあなたが一番分かっていることですよね?
また、男性は女性を抱きたいと強く思う傾向があり、ホテルの誘いに断れない。
こんなことも大いにありますよね。
結論は最後に言わせてもらうとして、次に男性の場合も見てみましょう。
男性の場合ですと、圧倒的に仕事でふりになりやすいです。
断れない男性というのは、仕事では「YESマン」になってしまうのです。
この「YSEマン」になってしまうと、もうおしまい。
会社ではあいつは何でも言うことを聞くヤツ。
そう思われてしまい、雑用係をさせられるはめに。
会社の立場で、上に行くということは考えづらいでしょう。
なぜなら、会社の後輩にすらなめられる事がだって、大いに考えられるのですから。
男性にしても女性にしても、断るということがどれだけ大事か分かりましたか?
断ることができないのであれば、一度勇気をもって断ってみてください。
勇気をもって断ることで、次に断る勇気が自然と湧いてきます。
そうして、断る事を慣れさせるのです。
慣れてしまえば、あなたはもう「YESマン」ではありません。
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