仕事が忙しすぎて辞めたいと感じるあなたは、決しておかしな考えを持っている訳ではありません。
そもそも日本人は働きすぎであり、世界からマイナスの評価をされるほど勤勉で真面目です。
なので忙しすぎることに頭を悩ませるのは、日本人独特の考え方の1つといえるでしょう。
海外の人であれば、多くの場合は仕事を辞める決断をしているはずです。
さて話は戻りますが、仕事を辞めたいと思ったあなたに今必要な考え方と行動について、ある女性の実例もあげつつ、チェックしていこうかと思います。
希望する仕事についたけど体がついていかない
今から少しだけ、テレビでご紹介していたストーリーをご紹介しましょう。
K子さんは、大学を卒業したての23歳の女性である。
学生時代からテレビのディレクターになるのが夢だったので、テレビ局、番組制作会社だけに的を絞って就職活動を行った。
努力の甲斐あって、人気番組を制作しているプロダクションへの入社が決まった。
ほどなく彼女はレギュラー番組のアシスタント・ディレクターとして配属されるととになった。
学生時代からの夢が叶ったのだ。
しかし、アシスタント・ディレクターとしての毎日は、彼女の想像以上に過酷である。
朝の出社時間こそ午前日時と、ほかの会社に比べると遅めだが、夜はロ時すぎの退社は当たり前。
時には、二日連続の徹夜ということもある。
男女差別が全くないかわりに、男性並みの体力が要求される。
重い機材を運ぶのは、男性女性関係なく、アシスタント・ディレクターの仕事である。
スケジュールの調整、車の手配、電話連絡、資料探し。
ロケのときは早朝から深夜までの撮影。
忙しすぎて食事を満足に取る暇もない仕事である。
こういう仕事に人並み以上の体力が必要なのはわかっていても、スタミナを蓄える時聞がとれない。
なにか栄養のあるものを食べようと思っても、昼食すら満足に取る時聞がないのだから、栄養管理などできるわけはない。
とりあえずお腹一杯になる食事をするだけで精一杯だった。
ともかく自分の持っているもの全てを消費しつくしている感じである。
K子さんはもともと体力に絶対的な自信のある女性ではない。
女性として人並みの体力 しか持ち合わせていないのだ。
ただ他の女性よりも頑張り屋で負けず嫌いだから、ここまでなんとかやってこれたのである。
彼女はアシスタント・ディレクターの生活を一年くらい続けたところで、ついに体を壊してしまった。
彼女は才能もやる気も感性も番組制作の仕事にあっていたかもしれない。
しかし、唯一体力はふさわしくなかったのである。
適職とは才能ややる気だけでなく、体力も含めた上での適職なのではないだろうか。
体を嬢すほどの仕事は、彼女にとっても誰にとっても、ふさわしいものではないと思う。
あなたはどうでしょうか?
Kさんのお話をご紹介していきましたが、あなたはどうでしょうか?
健康な体ありきの仕事です。
無理をし過ぎて体を壊したり、うつ病で仕事に行けない体になってしまう人は、残業大国の日本では頻繁に起こっています。
あなたの健康な体があるからこそ、仕事ができてお金が稼げるという当たり前のことを再確認してみましょう。
再確認してみることで、仕事に対しての考え方が少し変わるかもしれません。
仕事が忙しすぎるのであれば
仕事が忙しすぎて悩んでいるのであれば、「あなたは何ために仕事をしているのか?」
ここについて一度真剣に考えてみてください。
例えば、家族がいる方なら、家族の為という人が多いでしょう。
家族のためというのであれば、家族の了解や次の仕事が見つかった状態でないと、転職は望めませんよね。
ですが、一番大事なことを忘れてはいませんか?
先程もご紹介した用意、仕事をする上で、家族を守る上で一番大事なこと。
それは、「自分の体が一番大事」ということです。
例え、今は仕事がバリバリ出来ても、40代50代で体を壊すようでは、結局あなた自身も、家族にもダメージを受けます。
そう考えてみると、家族に相談してみて、転職を考えるのもありですよね?
しかし、もしあなたが「お金のため」というのであれば、仕事を辞めるという選択もありだと思います。
お金の為に仕事をしているのであれば、そんな遊べない仕事は辞めたほうが効率的です。
理由としては、お金を稼ぐ方法は、企業に雇ってもらう以外でも、たくさんあります。
お金のためだけなのであれば、副業というのにも、チャレンジしてみるべきなのです。
どんな事にもチャレンジしてみないと、今の生活からは脱出は難しいですよ。
勇気をもって一歩を踏み出してみてください。
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