男女の友情はある?キス以上との違いや境界線6選

男女の友情は本当に成り立つのか?または、男女の友情なんてすぐに壊れてしまうものではないだろうか?という疑問を抱く人は多く、私も何度も友情を信じるべきかどうか、頭を悩ませたことがありました。

男女の友情が成り立つのかどうかという答えは、ある実験や、男女での心理の違いを見ていくことによって、より正確な答えに近づくことができるはずです。

では早速、心理学の知識を使って、あなたが求める答えを導き出していきましょう。

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男女の友情の答え

ありと答える人も多い

まず最初に知ってほしいことは、男女の友情に関しては様々なアンケート調査がおこなわれており、その都度によって友情はあると答える人の割合が違ってくるということです。

そんな中でも私が注目するのは、「男女の友情を求めているのかどうか?」という部分であり、同じ心理学者でもあるアメリカのブレックス・レチェックがおこなった調査によると、429人に対して「男女の友情を求めているのか?」というアンケート調査をおこなったところ、男女共に友情は求めているという人が多いという結果が出ています。

さらにこのアンケート調査を細かく見ていくと、18〜23歳までの若い世代と、27〜55歳までの大人の世代に分けて調査してみたところ、どちらの世代でも男女共に友情は求めるという回答が多かったのです。

このアンケート調査から分かることは、どの年代でも男女共に友情を求めている人が多いということであり、日本の調査でも、例えばリクルートが2478人を対象におこなった調査結果では、あると思うと答えた人の割合が、男性では44.6%、女性では57.9%であったという発表からも、男女の友情は成り立つことが可能であり、実際に求めている人も多いということが言えます。

 

なぜ男性の方が少ないのか?

次に注目すべき部分は、上記で紹介した調査の結果がどちらも、男性の方が友情はあると答えた人が少ないというデータです。

これは心理学の知識を活かせばすぐに答えは見つかり、特に若い男性であればあるほど、女友達を魅力的に感じてしまうことが多く、性的魅力によって男女の友情が壊れてしまうケースが見られるからです。

その証拠に、ブレックス・レチェックがおこなった調査には、こんな調査結果も報告されています。

大学生の男女ペア88人に調査をしたところ、友達であるにもかかわらず、男性は女友達を魅力的に感じてしまった割合が高く、一方で女性は男友達を魅力的に感じたと答えた人は、ほとんどいなかったのです。

これには、テストステロンなどのホルモン刺激が関係していると考えられ、テストステロンは筋肉増大などの作用がある、男性ホルモンと呼ばれるものです。

男性は女性よりもこのテストステロンが、視床下部であれば10〜20倍も多く、そのため性衝動が女性よりも強くなるという結びつきが考えられます。

こうした男性の強い性衝動が、男女の友情はあると答える割合を減らしていることと結びつき、特に若い男性ほど男女の友情を維持することが難しくなってしまうわけです。

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愛情と友情の違いとは?

キス以上は友達なの?

男女の友情の境目がわからずに、手を繋ぐことやキスをすることまでもが、男女の友情の範囲なのかどうか…ということに頭を悩ませている人も多く、これは特に女性に多いと言えます。

友達と思っていても、キスをされた経験がある女性は案外多く、男性はすぐに勘違いしてしまう性質を持つだけに、その勘違いが男女の友情を壊してしまうこともしばしば。

そんな愛情と友情の違いに関しては、アメリカの心理学者であるルビンが、以下のような答えを導き出しました。

ルビンは、恋愛感情と友情との違いを明確にするために、たくさんのデータを集めて研究し、「親和・依存欲求、援助傾向、排他的感情」という3項目を愛情尺度とし、「好意的傾向、尊敬的傾向、類似的傾向」を好意尺度として、二つの違いを調べる研究をしました。

研究内容としては、恋愛中のカップルを対象に、愛情尺度と好意尺度でパートナーへの評価と、友人への評価の違いを調べました。

すると、パートナーのように非常に好ましい人の場合は、愛情尺度と好意尺度のどちらも高くなる傾向が見られ、好ましい程度の人に対しては、好意尺度のみが高くなる傾向が見られたのです。

これをより分かりやすく説明するためにも、以下により簡単に説明していきましょう。

好意尺度とは、

  1. 好意「好意的であるかどうか」
  2. 尊敬「尊敬できるかどうか」
  3. 類似「趣味や意見が合うかどうか」

上記の3つのみに当てはまる場合は、男女の友情は成り立っていると言うことができますが、これに以下の愛情尺度の3つが加わると、それは愛情へと変わるものであると同時に、男女の友情との境界線であると、ルビン氏は述べています。

  1. 排他的「独占したい気持ち」
  2. 援助「相手のために自己犠牲できるかどうか」
  3. 親和・依存「相手を求める気持ち、いないと辛い気持ち」

もしもあなたが男女の友情についての境界線が分からない場合は、愛情尺度の3つが加わっているのかどうかに注目してみるといいでしょう。

キスをされたというのであれば、それは親和欲求の相手を求める気持ちや、排他的が関係してくるために、相手は友情以上のものを求めているということになります。

 

性的コミュニケーションに注目

愛といっても、親子愛や友達愛など、様々な愛が見られるわけですが、男女愛とこれらの違いについても、心理学や脳科学で説明することが可能です。

まず男女愛とその他の愛についての決定的な違いというのは、性的コミュニケーションがあるのかどうかという部分であり、男女愛には性的コミュニケーションが必要であり、カップルが円満であり続けるための秘訣であったりもしますが、他の愛では、そのようなコミュニケーションは見られません。

また、脳科学で証明されていることは、愛という感情については、脳の扁桃体という部分が関係しているとされており、特に帯状回という部分が活性化されることが研究の結果が分かっています。

恋をすると凄く幸せな気分になれたり、幸福感がアップしたりしますが、これらは帯状回が活性化することにより、セロトニンを大量分泌した結果、幸福感が増すということなんですね。

つまり、性的コミュニケーションのあるなしと、幸福感がアップするのかどうかという部分に注目すると、愛情と友情の違いがより明確に分かるようになります。

では、「性的コミュニケーションがなければ男女の友情は壊れないのか?」という疑問を抱く人もいると思いますが、次のタイトルでは、性的コミュニケーションがなくとも、男女の友情が壊れてしまうパターンについて、詳しく述べていきましょう。

 

友情が崩れるこんなパターン

外見での判断

男女の友情というのは、性的コミュニケーション以外でも壊れてしまうことがあり、まずよく見られる1つのパターンは、外見が心に与える影響です。

よく男は美女に弱いとか、可愛い子に弱いという言葉を耳にしますが、これは実は男性に限ったことではなく、女性であってもイケメンが好きであると言えます。

しかしながら、「なぜ男性の方が少ないのか?」でもお伝えした通り、女性は一度男友達であると認識してしまうと、それ以降魅力的に感じにくいということからも、こちらは男性の方が当てはまりやすいです。

その理由としては、男性は女性よりも視覚優位であり、目から入る刺激の方が印象に強く残るために、可愛いとか美しいという刺激がより感情と結びつきやすく、男性にとっては女性の見た目は非常に重要です。

だからこそ、男女の友情があると思っている状態であっても、女性が綺麗になり可愛くなっていくほど、それが理由で男女の友情から愛情に変わってしまうことがあります。

いつもと違う化粧をしてみたり、急にお洒落に目覚めた、ダイエットで大きな体重減少に成功したなど、外見が変わった瞬間に、男女の友情が崩れやすいと言い換えることもできます。

 

心を掴まれる

一方で女性の場合は、ギャップやマメさで男女の友情が崩れてしまうことが多いです。

例えば、普段はチャラチャラとして軽そうなイメージであったのに、仕事はすごく真面目で責任感が強かったとか、両親に対して無関心そうであるイメージが強いのに対し、両親にたくさん親孝行をしていたなど、こうしたギャップ効果は、特に女性に効果があるとされており、高揚感を生み出させる効果があるということが分かっています。

また、マメな男性に女性は弱いともよく言われますが、これも事実であり、男友達が定期的に連絡をくれたり電話してくれるなどの行為に、親和欲求や承認欲求が強い女心はくすぐられ、やがて自分という人間を分かってくれているマメな男性に対して、安心感と好意を持ちやすくなります。

こうした理由から、女性の場合は男女の友情が壊れてしまい、恋愛感情へと変わってしまうケースが目立ちます。

 

絆が愛情へ

辛い経験を分かち合った男女というのは恋に落ちやすく、これは苦楽を共にした男女には連帯感が生まれ、そしてこの連帯感が愛情感情へと変わっていくことで、男女の友情が恋愛感情へと変わってしまうからであります。

例えば、職場での男女の友情というのは、仕事への辛い経験をお互いに乗り越える姿勢を見続けることによって、強い絆と連帯感が生まれます。

そして恋に落ちてしまうわけですが、こうした苦楽を共にし、そして乗り越えたカップルは絆が強いために、別れにくい傾向が見られ、「これまで一緒に苦労を乗り越えてきたパートナー」という心理が、簡単に別れるという気持ちを選択しずらくするからだと考えることができるのです。

逆を言えば、男女の友情から抜け出すには、互いに苦労を乗り越えるような試練を与え、連帯感を高めることが効果的であるとも言えますよね。

 

男女の友情はあります

いかがだったでしょうか。

男女の友情に関しては、個人個人で意見は異なるでしょうが、絶対にないとは言いきれませんし、男女ともに望んでいることからも、一線を越えなければ友情は維持できるという結論になります。

もちろんこうした男女の友情を維持することは難しく、女心が分からない男性であったり、男心が分からない女性である場合、イラっとしてしまうことも多くなり、さらに男女の考え方の違いを理解することはとても難しいです。

異性が相手である方が付き合いが楽だという人もいるでしょうが、相手も同じように考えているかは分かりませんし、さらには下心などが隠れているかもしれないので、特に女性は見極める能力もある程度必要となるでしょう。

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