ぬいぐるみ好きの心理3選~依存症のメリットデメリットって?

大人になってもぬいぐるみが大好きで、ぬいぐるみと一緒に寝る人というのは案外多く、これは女性だけに限らず、男性でも見られる傾向にあります。

ぬいぐるみが大好きだという人に対して、子供みたいだと思う人もいるかもしれませんが、実はぬいぐるみが好きな人にはしっかりと理由が存在し、心理メカニズムを知ることによって、好きな人の気持ちが少しは理解できるようになるでしょう。

また後半では、気をつけるべき症状や好きになりやすい人の特徴をお伝えしていくので、当てはまっていないのか、一度チェックしてみるといいでしょう。

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ぬいぐるみ好きの心理

移行対象

移行対象とは、イギリスの精神分析医ドナルド・ウィニコットが提唱した概念で、幼児がタオルケットやぬいぐるみを手にすることによる効果で、不安感を軽減する心理効果のことを意味します。

特に1歳~3歳の頃の幼児は、少しずつお母さんの依存状態から抜け出す段階にあり、お母さんが近くにいない不安感や欲求不満を軽減するために、ぬいぐるみを使って幼児の不安感を軽減させ、少しずつ親離れというしつけをおこなっていくのです。

おそらくあなたも幼少期は、お気に入りの物をずっと手にしていたり、ぬいぐるみがあればピタッと泣き止んだという子供であったのではないでしょうか。

つまり移行対象とは、親の代わりに安心感を与えてくれる効果があり、大人になってもぬいぐるみが好きだという人は、その対象がぬいぐるみであったのかもしれません。

ぬいぐるみが好きな人の理由の1つが、この移行対象であり、幼少期に不安感を軽減し、安心感を得る方法を知った子供は、大人になってもぬぐい切れない不安感を、ぬいぐるみによって解消し、安心感を得ているのです。

これは大人であっても効果があることは立証済みであり、その証拠に、セラピーとしてぬいぐるみは治療に使われているのです。

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親和欲求の解消

親和欲求とは、「誰かと一緒に居たい」と思う気持ちのことであり、こちらは特に女性の方が親和欲求が強いと言われています。

女性の方がぬいぐるみが好きな人が多いのは、この親和欲求が関係していると考えることができ、「誰かと一緒に居たい」という気持ちを、ぬいぐるみによって解消ているわけです。

これは犬や猫などのペットを触ることによって、安心感を得る心理と同じであり、ぬいぐるみで安心感を得ているのです。

さらにこういった人は、ぬいぐるみが近くにない場合は、髪の毛や腕など、自分の体を触ることでこの親和欲求を解消しており、こちらは嘘をつく人を例に挙げると分かりやすいでしょう。

嘘とつく人というのは、口を手で隠すといいますが、これも一種の安心感を得るための仕草であり、口を隠すことで安心感を得ているのです。

また、安心感を得たい人が触る体の部位は、「腕を組む/触る」「鼻の下を触る」「首や額を触る」「髪を触る」の4つが多く、この部位を無意識のうちに触っている場合は、安心したい心理の表れであり、人間というのは触れれば不思議と落ち着く生き物なのです。

ぬいぐるみが好きな人をじっくり観察してみると、おそらく同じような仕草が見られるはずです。

 

愛情対象

子供やペットなどに愛情を注ぐのと同じで、ぬいぐるみに愛情を注いでいる人は、大人でも多くいますよね。

ぬいぐるみに愛情がある人にとっては、ぬいぐるみはとっても大事な物であり、叩いたり汚したりすることを避けるのは当然のこと、他人から馬鹿にされると自尊心が傷つき、ショックを隠せません。

ぬいぐるみが愛情対象である人にとっては、犬や猫を大事にする気持ちと同じように、ぬいぐるみを大事にしていますので、決して馬鹿にするような発言はしてはいけませんし、相手を深く傷つけてしまうということを覚えておきましょう。

 

好きになりやすい人の特徴

共働き/一人っ子

共働きや一人っ子の場合、両親が子供の面倒を見れない時には、不安感というのはどんどんと大きくなっていきます。

特に子供の頃は制限があり、不安感を解消する方法というのは限られているのです。

そんな不安感を解消し、安心感を与えてくれるのがぬいぐるみであるので、自分が寂しい時に常に一緒にいてくれたぬいぐるみに愛着がわき、大人になっても大事にしているという気持ちは、どこか綺麗で感動を呼ぶエピソードですね。

最近ではスマホが普及した影響もあり、YouTubeで不安感や寂しさを解消している子供も多いので、数年後にはネット依存症に悩まされる子供が多くなるのかもしれません。

 

精神的に不安定な人

うつ病を改善するセラピーに「ぬいぐるみセラピー」という治療法が存在し、これはアロマセラピーなどと同じく、精神安定に効果があるとされています。

触れることで人は安心感を得るといいましたが、特にぬいぐるみのように、ふわふわした物は安心感をより得やすいということが分かっており、ぬいぐるみはまさに治療にピッタリなのです。

さらにぬいぐるみは抱きしめやすい大きさであり、形でもあることから、ぬいぐるみを抱きしめることで、自分の不安な気持ちや寂しさを投影することによって、まるで自分自身の心を抱きしめているかのように感じ、より心を安定させることができるのです。

ぬいぐるみを軽視している人にとっては、これほどの癒しの効果があるという事実に、驚きを隠せない人も多いことでしょう。

もしもあなたが不安な気持ちにかられたのであれば、ぬいぐるみをギュッと抱きしめて、自分の気持ちをぬいぐるみに投影してみましょう。

※投影とは、【物の影を平面に映し出すこと】である。

 

アダルトチルドレン

アダルトチルドレンとは、「機能不全家庭で育ったことにより、大人になってもトラウマを持ち続ける」人のことを言います。

「虐待」「親がアルコール依存症」「過保護/過干渉」「夫婦仲が最悪に悪い」などが、アダルトチルドレンとして育った人の特徴となります。

アダルトチルドレンの子供というのは、例えば虐待されていたパターンでは、親に十分な愛情を受けずに育っていきますので、その寂しさや不安感を、ぬいぐるみによって解消しており、尚且つ大人になっても消えないトラウマが不安にさせ、大人になってもぬいぐるみが手放せない状態であるのかもしれません。

しかしながら、上記でもお伝えしたように、ぬいぐるみセラピーという治療法があるので、もしもこちらが原因でぬいぐるみが好きなのであれば、それは自分にとってはメリットがあるということですから、無理に止める必要はないといえるでしょう。

もっともアダルトチルドレンの場合は、恋愛や人付き合いが上手くいかないことが多いので、克服のために自分自身と向き合うことが重要となるでしょう。

 

依存はダメなのか?

メリット

ぬいぐるみ依存症に陥ることのメリットは、何度もお伝えしている通り、安心感を得ることができるというメリットが一番であり、寂しさや不安な気持ちをぬいぐるみが吹き飛ばしてくれます。

依存症という言葉を聞けば、なぜか下を向きたくなるような言葉ではありますが、現在は様々な依存症があり、SNSやスマホなど、依存症である人は世の中に多く存在するのです。

当然欲を言えば、ぬいぐるみ依存を改善して、違う方法で安心感を得ることができればいいですが、無理であればぬいぐるみに頼ってみることは、必ずしも悪いことではないのです。

世の中には友達作りが難しく、人間関係を上手く構築できないという人もいますので、こういった人々の助けになることもあるぬいぐるみは、時として必要であるといえるでしょう。

無理にぬいぐるみから離れるのではなく、徐々にぬいぐるみに依存してしまう原因を改善していき、離れていくことができればベストですね。

 

デメリット

一方でデメリットも存在し、例えばぬいぐるみに頼ってばかりいては、肝心の頼ってしまう原因を改善する必要がないと感じてしまうかもしれません。

例えば、寂しい気持ちをぬいぐるみが忘れさせてくれるのであれば、本来は寂しい気持ちを改善するために、自分のスキルを上げていく必要があるのですが、ぬいぐるみがあれば、それをする手間がなくなるのわけです。

さらに大人になって、どこに行くにもぬいぐるみを持っていくような光景は、周りに引かれてしまう可能性も考えられるのです。

また、いい年をしてもぬいぐるみを持ち歩いている自分が嫌になり、自己嫌悪に陥ってしまうかもしれません。

何度も言いますが、ぬいぐるみは心の支えとなっている可能性があるので、恥ずかしいことではないという認識の上で、自分自身を褒めてあげることが必要となります。

 

ぬいぐるみ=癒しである

いかがだったでしょうか。

ぬいぐるみの驚くべき効果に、驚きを隠せない人も多いのではないでしょうか。

辛い時にぬいぐるみと一緒に寝たり、ふわふわのぬいぐるみに癒されることによって、人は助けられているのです。

人には言えないけど、大人になってもぬいぐるみと遊んだり、名前を付けたり、一緒に寝たりするのは、ぬいぐるみ好きなあなただけではないということを受け入れると、自分はおかしいかもしれないという不安感を無くし、少しは人生が楽になるのかもしれませんね。

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