夫婦関係破綻の条件は9つ!

幸せな結婚は妥協と努力から

恋愛は正反対の性格の者同士でも、仲よくやれないことはない。

共同経営者ではないからである。

たとえば「依存的」な人物が「支配的」な人物に甘えるとか、「内向的」な人物が「外向的」な人物とつきあうとかである。

ところが結婚は、少し事情が違って、いつでもどこでも依存され続けると負担になってくる。

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たとえば妻が、礼状を書くのも、税金の申告も、PTAの出席も、子どもの宿題を見るのも、夕食の準備などもすべてを依存されたら「いい加減にしてよ!」と夫にいいたくなるものである。

一方、依存する側はそんな委が現状に耐えかねて頼みごとをすると、自分が依存的人間であることを忘れ「あれやれ、これやれといちいち指図しないでほしい」と怒りを内に秘めることが意外に多い。

これは一例である。
短期間のつきあいなら性格の違う者同士でも、相補性の原理に従ってスムーズにことは運ぶが、これが結婚のように長期のつきあいになると非常に不便である。

夏休みに夫は海に行きたい、妻は山の温泉がいいという。

妻は趣味のサークルに出席したい、夫は老母の見舞いに行こうという。

妻はフランス料理を食べに行きたい、夫は和食がいいという。

 

こういった食い違いはどうということのないように思える。

恋愛中ならよろこんで相手に合わせられるが、結婚後何年も相手に合わせていくのは苦痛である。

だから、結婚の場合はなるべくなら似た者同士のほうが、人間関係はうまくいくといえる。

では何について似ているほうがよいのか。

せめて次の9つの事項についての考え方・感じ方・行動のしかたが似ていると、共同経営しても不満が少なくてすむ。

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①育児

たとえば「夫も赤ん坊のおしめを替えるべきである」と夫も妻も思っている場合には、夫婦の役割認識は一致している。

だからケンカはおこらない。

ところが実際には、夫はいっこうにおしめを替えようとせず、テレビばかり観ているとする。

夫は役割遂行と役割認識が不一致である。

これは夫婦ゲンカの種になる。

 

②家計

たとえば「夫は給料をまず、全部妻に渡し、その後に小づかいを妻からもらうべきだ」と夫も妻も思っているなら、夫婦の役割認識は一致している。

ところが夫がこれを実行しなければ、認識と行為の不一致である。

これはケンカのもとになる。

 

③社交

たとえば「妻が子どもをおいて、映画を観に行ったり、コンサートに行くのは当然である」と夫も妻も思っている場合は、夫婦の役割認識は一致している。

仲よくできる。

ところが、いざ妻が外出するとなると夫は不機嫌になる。

これは認識と行為の不一致である。

これは妻のフラストレーションのもとになる。

 

④家事

たとえば「夫は食器を洗ったり、洗濯機を回したり、掃除をするなど、家事を分担すべき だ」と夫婦ともに思っている。ところが夫が何かと口実を見つけてはさぽる。これはいけな い。「認識の一致」と「認識と行為の一致」、この二つを絶えず心がけるのが大人である。

 

⑥娯楽

「連休には二泊三日ほどの旅行をしよう」と妻はいうのに、夫は「家でごろごろしていたい」というのは認識の不一致である。

「年に一度くらい、夫婦でバカンスを楽しむほうがよい」という共通認識をもてなかったのである。

あそび仲間としての役割を果たす場は、感情交流の場になるから、意外に大事である。

これは恋愛関係の再現にもなる。

 

⑦決定権

妻に相談もせず転職・転居などの重要なことをひとりで決断し、一方的に通告する人がいる。

「こんな大切なことについては、私にも発言する権利がある」と主張する妻がいることはまちがいない。

これは大ゲンカのもとになる。

妻は夫の決断に口出しすべきではないと思っているなら、時代おくれである。

相手がこういう考えの持ち主であることは、恋愛中にはなかなか気づかないものである。

 

⑦性

性のパートナーとしての役割が遂行できるかどうかも、結婚してみないとわからない場合がある。

同棲や婚前交渉があっても、欲求の度合いに差があるなど、一方にフラストレーションがおこる場合もある。

仮に二人の間にフラストレーションがないとしても(役割認識の一致もあり、認知と行為の一致があるにしても)、配偶者以外の異性との性交渉を拒否しなければならないことに由来するフラストレーションがつきまとうこともある。

 

⑧コンパニオンシップ

夫婦は友だち(コンパニオン)である。

ところが単身赴任や多忙のために、相手の期待にそえないことがありうる。

カップルによっては物理的に共存しながら、会話量の少ないケースもある。

恋人のように時に会うのと違い、よほど工夫しないとマンネリになる。

結婚持続のためにはこまめに考え、動く必要がある。

 

⑨宗教

アメリカではお互いに同じ宗派に属することを期待し、その一致度は高い。

もし一致しない場合は、宗教的行事のつど、夫婦は不機嫌になる。

日本でも結婚後、配偶者のいずれかが入信したためにいさかいがおこることがある。

 

ところで、以上9つの事項について、何から何までぴったりと思考・感情・行動が一致することは稀である。

だから、できるだけ似ているほうがよい、という程度に考えるのである。

似ていないところは、妥協線を検討する。

すべての結婚は妥協した人間関係である。

これも恋愛関係と異なるところである。

 

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