差別主義者のちょっと怖い心理って?

差別主義者と呼ばれる人は、世界中に存在しますが、もちろん日本にもたくさんの差別主義者はいます。

宗教や人種など、いろんな差別がありますが、アメリカは比較的有名ではないでしょうか?

白人と黒人の人種差別は今だに続いており、現地では緊迫な状況になることもしばしば。

今回はそんな偏見と差別について、差別主義者に共通するちょっと怖い心理状況というのをご紹介していこうと思います。

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視野が広く偏見がない

世の中には、さまざまな「偏見」を持った人々がいます。

たとえば、ユダヤ人、黒人など「人種」で人を差別するような態度です。

ユダヤ人にはユダヤ人の一般的な傾向があったり、日本人には日本人の特徴があります。

しかし実際には、ユダヤ人の中にもいろいろな人がいるし、日本人といったって千差万別です。

しかし、「〇〇人」というだけで、もう「人間的に劣っている」と決めつけたり、「犯罪を犯しやすい人種だ」というようなイメージを持つのが「偏見」なのです。

社会心理学者のアドルノは、これらの「偏見」について研究をしているうちに、偏見を持つ人々には共通した性格があることに気づいたという。

それが【権威主義的な性格】というものです。

伝統的な因襲(新しい考えを取り入れようとすること)には無批判に同調し、強者に屈従(相手の力に従う事)し、弱者を攻撃する傾向が強い。

偏見というのは偏って見ること、偏った見方なのです。

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なぜ考えが偏ってしまうのか?

なぜ偏ってしまうのかといえば、狭い世界に閉じこもって生きているからではないでしょうか。

人間、生まれてくれば、まずはその両親のもとで育つ。

もしもその家で、毎日カレーライスが食事に出ていたのであれば、子供はそれを当たり前と思って育つ。

大きくなって、もう少し広い世界を知るようになると、「毎日カレーライスばかり食べるのが当たり前ではない」ということが分かります。

いつまでも狭い世界にいれば、狭い物の見方で生きていける。

いろいろなことを知れば、「こんなこともあるのだなあ」「こういう人もいるのだなあ」と、どんどん偏りがなくなっていく。

常に好奇心を持って視野を広げ、いろいろ勉強するのは、偏りをなくしていくためにはいい方法です。

ところが、いろいろなことを知っても、かたくなに自分の生きてきた世界だけしか認めないやり方もある。

「毎日、カレーライスを食べない人たちは人間的に劣っている」と決めつけるのです。

これが偏見の誕生です。

例えたくさんの人とつきあっていても、頭の中は狭い分野に閉じこもることはできるのです。

偏見の強い人は、人づきあいにいろいろな障害、不都合が現れる。

偏った思いこみを正当化しようとすれば、へ理屈やこじつけ、つじつま合わせやボロ隠しの嘘も多くなってきます。

あちこち無理が出てくるので、うむをいわさず相手を屈服させる力を持ちたがる、つまり「権威主義的な性格」が多いのです。

この反対に、柔軟で偏見にとらわれていない人は、ホッとするほどつきあいやすい。

 

差別主義者ほど見下している

先ほども言った通り、差別主義者ほど権威主義的な性格が多いのですが、結果的に相手を見下してしまっている場合がほとんどです。

自分たちの方が身分が上だと内心思っているのですが、これがまた問題です。

自分より身分が下の者に反感を買われると、人間というのはカッとなってしまい、それが原因で争い事が起こってしまいます。

気に入らない友達に負けるのが嫌という気持ちと同じで、気に入らない相手に見下されるのなんてもってのほかです。

見下している相手だから、俺様のいうことは全て聞け!というのはDV夫やモラハラ夫のようでもあり、そんな相手と結婚を決めてしまうというのも、どこか不安が伴うのではないでしょうか?

 

それでも差別主義者は無くならない

さて、これまで差別主義者のちょっと怖い心理状況についてご紹介してきましたが、なぜ差別主義者は無くならないのでしょうか?

それは結局、人の考え方や育ってきた環境は、一人として全く同じでは無いからです。

世界中の全員が違う考え方を持ち、違う環境で育ってきたからこそ、醜い争いが無くなることはない。

平和主義の日本ですら、差別主義者が減ることは考えにくいでしょう。

あなたにはあなたの考え方があり、私には私の考え方が存在するのです。

自分の考えが、世の中全ての人に理解してもらうことは不可能ということを、改めて再確認しなければなりませんね。

また、「嫌いになる心理と嫉妬しやすい人の関係性」もセットで読んでみましょう。

なぜ差別主義者は他人を嫌うのか?こんな疑問の解消にもつながってくるはずです。

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