一生結婚しない人の特徴と心理

結婚をためらう人の心理

いつまでも恋人同士のままでいたい、夫婦関係に入るのはいやだという人は、私の見るところ、まず責任回避の人間である。

まずここから説明に入りましょう。

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「相手に譲る」「我慢する」ができない人は結婚に向かない

結婚は恋愛と違って、「契約された役割関係」が主軸になる。

恋愛のように、好きとか愛しているとかいう感情交流は、付随的なものである。

したがって結婚は、相手がいやになったからといって、恋愛のようにしばらく会わないでいるとか、別れるとかいうことがしにくい人間関係である。

「義理のつきあい」の要素が、恋愛の場合よりも多くなる。

 

たとえば、配偶者の実家の法事に参加したくなくても、義理で参加せざるをえないのが結婚である。

義理で行くのはいやだ、と感情主流の生活に固執する人は、結婚に向かない人間といえる。

以上を理論的にまとめると、こうなる。

 

結婚は役割関係である。

ということは「権利と義務」が結婚という人間関係の構成要素であるという意味だ。

役割とは、権利(会社なら権限)と義務(会社なら責任)の束である。

夫婦の間に「権利」とか「義務」とかが入ってくると、ぎくしゃくした人間関係になるのではないか、と思っている人がいる。

 

しかし私にいわせれば、逆に夫婦は「権利」と「義務」の意識が低いから、ぎくしゃくした関係になるのである。

たとえば、育児を妻に一任して、夫がゴルフやパチンコに精を出す(責任放棄)から夫婦がぎくしゃくするのである。

また、夫が妻の一個の人間としての権利を無視して「クラス会に出るな」「実家に行くな」「友人と遊び歩くな」と出すぎたことをいうから、ぎくしゃくするのである。

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夫婦がそれぞれの役割(権利・義務)を認めあっているとき、あるいはそれぞれの役割を遂行しているとき、夫婦の人間関係はスムーズになる。

お互いに役割を認めるとか、役割を遂行するということは、お互いに義理でつきあう(したくなくてもする、不便さを我慢する)部分があるということである。

いつまでも恋人のままでいたい、夫婦関係に入りたくないという人は、以上のような役割関係に耐えられない人である。

自分の責任を果たすのが負担になるとか、人の権利を認める (相手に譲る)のが苦になるとかいう人は幼児的な人であり、快楽原則に偏向している人である。

 

恋愛は子どもでもできるが、結婚は大人にしかできないものである。

大人とは現実原則に従いながら、権利と義務の世界に住みながら、快楽原則を満たしうる人をいう。

今の時代、一般的にいってシングル・ライフ志向の男女が多いということは、大人が少ないという推論になる。

 

損得勘定で考える人には、結婚はうとましい

結婚をいやがる人の第二の特徴として挙げたいのは、結婚から何かを得ようという発想が強く、結婚生活に何かを投じていこうという姿勢が弱いことである。

今の時代は個人主義が日常化し「自己成長」が会社の研修会のテーマになる時代である。

会社を運命共同体と受けとらず、自己成長のための学校といった感覚でとらえる人も少なくない。

 

学校に卒業や転校があるように、会社生活にも卒業や転職があってしかるべきである、という発想だが、これは自分個人の福祉中心の考え方になる。

こういう時代の動きに応えて、「燃えつき症候群予防のため、毎週水曜日は残業禁止」などと個人の福祉を守る方策を打ち出す会社もある。

さて、結婚についても同じ発想をもつ人々が出現しつつあるのではないか、というのが私の推論である。

 

「なんのために結婚したのかわからない。家政婦や料理人になるために結婚したわけではない。私は犠牲者である」といった女性側にありがちな訴えがその例である。

つまり、結婚して得したことはない、ギブばかりでテイクするものがない、というのである。

結婚も会社も役割関係が主軸である。

ここがたしかに恋愛関係と違うところである。

 

しかし、結婚と会社とはそっくり同じではない。

結婚は私的世界の共有である。

この共有を持続させるための役割関係だから、会社ほどには公平の原則を保持しにくいところがある。

ゲゼルシャフト(利益社会=会社)とゲマインシャフト(共同社会=結婚)の差は認めざるをえない。

だから自分は損をしている、相手は得をしている、と思い続ける限り、結婚はうとましいものになる。

 

つまり、結婚から何が得られるかでなく、結婚に何が投与できるか、何を投与しているかを自問自答したほうがよい、ということになる。

会社からいくら給料がもらえるか、休暇が何日もらえるか、という発想は、結婚には適用できないのである。

結婚に何が投与できるか、投与してどうするのか、そんなことを考えるより、シングル・ライフのほうがよい、という人は、家族というグループを育てるのは庭の草木を育てるのと似たようなものだと思えばよい。

 

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