思い込みが激しい人の心理と治す方法

世の中には、思い込みが激しくて、人から避けられてしまう人がいます。

思い込みが激しい人ほど、勘違いや悲劇のヒロインになりやすく、人からはあまりいいように見られないようです。

今回はそんな思い込みが激しい人の心理と治す方法について、細かくご紹介していこうと思います。

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思いこむな!柔軟に考えよう

 

心理学者のジンパルドーによると、人は他人の人格に対して、一貫性を求めようとするものだと言いました。

これを簡単に言い換えると、人は誰でも、自分ではっきり説明できないながらも、自分なりの「人間とはこういうものだ」という考え方を持っていて、他人の行動を観察して、自分なりの人格仮説に結びつけて分析し、結論を出すということです。

もっと簡単に言えば、見ていない部分まで「こうあるはずだ」と推論してしまう、というのである。

 

例えば、AさんがBさんを「明るくユーモアのある人」と感じたとしましょう。

すると、AさんにはBさんの「暗く、じめじめした部分」がよく見えず、見落としがちになってしまいます。

Bさんは、会社では明るくユーモアのある上司かもしれませんが、家に帰ったら暗いのかもしれない。

しかし、Aさんの想像の中では、Bさんは、家庭でも明るくユーモアのある「よき夫、よき父親」なのです。

 

BさんはAさんには明るい顔を見せているのだから、AさんがBさんを「明るい人」と感じるのは、間違いではありません。

しかし、Aさんは、自分の考えているBさんのキャラクターを、Bさんが一貫して守ってくれることを期待しているのです。

 

ここに問題があって、「Bさんはこんな人」と思いこんでしまうと、どうなるのか。

つまり、あるときBさんにも暗い一面があると判明したとき、「まあそういうこともあるだろうな」とは思えないのです。

ものすごくびっくりしたり、裏切られたように感じたり、Bさんが突然変身したと思ったり、いきなりBさんを嫌いになってしまったりするのです。

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また、反対に相手を 「イヤな人」と感じている場合、その人が好ましい行動をしても無視したり、見なかったことにしたり、過小評価したり。

そして、イヤな行動をとると、「ほうら、やっぱりあいつはイヤなやつだ」と自分の確信を強めてしまうのです。

 

人は自分の思いこみになかなか気づかない。

人と人とのごたごたは、思いこみと思いこみの交錯であり、「戦闘」なのでしょう。

思いこみは少ない人のほうが、つきあいやすく「平和」なのです。

 

 

思いこみの強い人は、ストライクを投げられない

 

なぜ、思いこみの少ない人の方がつきあいやすいのでしょうか。

勝手に「こんな人」と決めつけられるのは不自由だ、勝手に幻滅されるのも困る、間違った思いこみでつきあわれると誤解が起きるなど、さまざまな理由があります。

さらに、大きな理由のひとつとして「コミュニケーション不可能」という理由があります。

 

例えば、A子さん、B子さん、C子さんはパートで働いている同僚です。

ある金曜日、A子さんは風邪をひき、体調が悪そうだった。

土曜、日曜は仕事が休みで、さて、月曜日に職場に出てきたときのこと。

B子さんがこう声をかけました。

 

「A子さん、体調はどう?週末はゆっくり休めたの?」

「ええ、ありがとう。実は週末は実家で法事があって、ばたばたしてたのよ。でも、体調はだいぶよくなったわ」

「あらそう。それじゃ疲れたでしょう。でもよくなってきてよかったわ」

 

次にC子さんが出社してきてこう言った。

「あらA子さん、この間より体調よさそうね。週末はのんびり過ごしたからよくなったんじゃない?よかったわね」

 

B子さんは、A子さんにまず体調を聞き、週末は休めたのかどうか聞いている。

しかしC子さんは、A子さんの体調について決めつけ、週末どう過ごしたかについても決めつけている。

週末のんびり過ごしたかどうかは、C子さんの知らないところであるはずなのに、C子さんの頭の中では、「週末のんびり過ごして体調がよくなったA子さん」という思いこみが、すでにできあがっています。

 

この場合、B子さんのほうが、人とのコミュニケーションがうまく、人間関係も深まっていくことでしょう。

思いこみの強い人ほど、コミュニケーション不能におちいっていきます。

投げて、投げ返されて、やりとりするのが会話です。

ひとりで思いこみ、ひとりで納得していたのでは、暴投ばかりでキャッチボールにならないのです。

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