家庭崩壊なんて言葉を聞くと、どこか暗い気持ちになってしまい、いいイメージをする人はいないでしょう。
今回はそんな家庭に関して、崩壊する家庭と崩壊しない家庭の違いとはどこにあるのか?
ここに関して、詳しくご紹介していく事にしたいと思います。
崩壊する家庭と崩壊しない家庭。違いはどこにある?
崩壊する家庭と崩壊しない家庭の違いに関して、今から4つの違いをご紹介しようと思います。
さて、あなたはどちらに当てはまるのか?しっかりと自分の目で確認してみましょう。
1.子供がいないときの会話があるかどうか
重要なのは、子供がいる時だけでなく、子供がいないときに会話があるかどうかということです。
子供の前以外で会話の無い夫婦というのは、崩壊する家庭によく見られる傾向なので要注意が必要です。
2.ご飯は家族そろって食べているかどうか
ご飯は個々で食べているでしょうか?
それとも、家族全員でそろって食べているでしょうか?
個々で食べている家庭ほど、家庭内の会話が激減しているというデータがあり、離婚率も圧倒的に高くなっています。
皆で一緒に食べれるときは、できるだけ一緒に食べるようにしましょう。
3.育児は二人でできているか?
旦那が育児に参加しない家庭というのは、大体の場合が、子供が父親を嫌うか、妻が夫を嫌うかのどちらかのケースに当てはまるようです。
育児は二人で協力し合い、子供と一緒に大人も成長していくものです。
4.最近夫婦で一緒に笑った記憶ありますか?
家庭が崩壊した人達が声を揃えて言うことが、「最近笑っていない」ということです。
あなたは夫婦間で、最近笑いましたか?
もし笑った記憶がないのであれば、それは崩壊する家庭の危険性があります。
崩壊するかしないかの違いは、「共存に耐える力」を家庭で養っていけるかどうか
家庭というのは「一緒にいることを共に耐える場」です。
「共存する力」ではなく、「共存に耐える力」を養っていく場所。
こんなことを言うと「ええーっ!」と驚く人がいるかもしれません。
家庭は安らぎの場、癒しの場と思っている人が多いことでしょう。
その考え方は、確かに間違っていません。
そこに帰ってくれば、家族の疲れが癒されます。
しかし、家庭の安らぎとは「僕が癒す人」「私が癒してもらう人」の世界でありません。
家族の皆が、がやがやしている中で生まれてくる空気、それが癒す力です。
いろいろな人がいて、ぶつかるときもあって、でもまた仲直りして、なんとか共存に耐えていく。
「おとうさんは、こういう人なんだからしかたないわね」
「全くおかあさんはいつもこれだ」と、ぶつぶつ文句を言いながら、なんとか付き合っていく。
そこに愛情が育っていき、安らぎが生まれてくるのです。
社会も同じです。
社会生活ができるということは、周囲の人たちとの共存に耐える力があるということ。
家族という最小単位の社会生活で、共存に耐える力を養っておかないことには、社会に出てから共存に耐えていけない。
家庭の癒しは、うとましさと表裏一体です。
いくら家族といっても、違う人が集まって生活をしているのだから、お互い「あいつはなんでこうなんだ」と思うことはあるでしょう。
その上、親戚付き合いだの、近所の付き合いだの、めんどうなことも多い。
逃れられないだけにうとましい。
しかし、このストレスとうまくつきあっていける力を身につけることが、生きていくということではないでしょうか。
最近、家族も人数が少なくなったし、親戚付き合いや近所付き合いも、昔に比べてずいぶん薄くなりました。
その分、共存に耐える力が低下しているのかもしれません。
そばにいて安らげるのは、やはり共存に耐える力のある人です。
こちらの欠点もちゃんとわかっているが、まあまあ許して付き合ってくれる。
こういう人となら、いつまでもそばにいられるはずです。
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